ようこそ『最強母乳外来・フェニックス』へ!

★現役助産師SOLANINが、かつて雨風呂で開設した『最強母乳外来』は、多くの読者さんのご支持を受け、ジャンルランキングで1位を独走する人気ブログでした。
しかし、2012年12月11日に雨風呂側の意向で強制削除され全てが消滅しました。
私にはとても辛い経験でしたし、『最強母乳外来』をご支持くださった読者のみなさんには、ご心配・ご迷惑をおかけすることになりました。


★「このまま終わらせてはいけない。もう一度、読者のみなさんのお役に立てることが、私なりの母乳育児の推進とその支援活動である!」と思い直し、心機一転、海外の在留邦人の読者さんにもアクセスし易いココログさんに移転して、2012年12月15日から『最強母乳外来・フェニックス』として、執筆活動を再開しました。

★暫くは当ブログでは散逸した過去記事を拾い集めて順次アップする復刻作業を優先していきます。(アップに際し、内容は適宜改訂していくことがあります。)
何故かと申しますと、僭越ながら『最強母乳外来』の過去記事は、単なる一個人のブログの域を超えて既に母乳育児に於ける検索ツールの役割を果たしていたからです。
復刻作業を優先していくため、アップした記事にお寄せいただいたコメントは必ず拝読しますが、コメント返しや個人的な質問・相談等には基本的に対応いたしませんのでご了承くださいませ。


★『最強母乳外来・フェニックス』の立ち位置は、あくまで《母乳育児書》ですので、それだけは守ってください。

★復刻作業が終了しましたら、読者のみなさんからの個人的な質問や相談もお受けしする機会を持ちたいと思います。

★尚、当ブログとは別に、散逸した過去記事を愛読者の会・有志のみなさんが、貴重なプライベートの時間を割いて拾い集めて開設してくださった場所があるのでご紹介します。

最強母乳外来《 過去記事図書館 》開設者:最強母乳外来愛読者の会・有志のみなさん)
この図書館は閲覧のみの機能です。
『最強母乳外来』の過去記事検索をしているあなたのために、有志のみなさんがボランティアで立ち上げてくださいました。
過去記事図書館の記事は復刻版ですが、記事末尾の“続きを読む”をクリックすると、コメント欄でのSOLANINと読者のみなさんとのやりとりが記されています。
つまり、記事の完成度を高め、参考になるご意見が多く寄せられていますので、最後まで是非お読みくださいね♪

★母乳外来に行くほどではなく、この方面に明るい方に相談したい方は雨風呂のぐるっぽをお勧めします。(メンバー制なので雨風呂のIDを取得され、入会してください。)
「最強母乳外来愛読者の会」(開設者:さくらんぼさん)
※このぐるっぽは、他の類似名称の母乳育児関連コミュニティとは全く異なり、赤ちゃんとおっぱいのことを一番に考えるママ達が約5300人が集っています。
参加者の職業も多岐に亘(わた)り、医療・保育・教育等バラエティに富んでいます。母乳育児に関する経験が豊富で、的確なアドバイスが出来る方がメンバーとして大勢参加されていますので、とっても頼りになりますよ♪
入会申請の際は『最強母乳外来』の母乳育児に対するスタンスをご理解いただきたく存じます。
具体的には、感想を書く欄がありますので、『最強母乳外来』に出会ってまだ間もないというママさんは、関心がある記事から読み進めて頂くことを推奨します。

注意:ココログ『最強母乳外来・フェニックス』の記事で、文字色が緑色の記事でブログタイトル末尾が無印のものは雨風呂『最強母乳外来』の(復刻版)です。
ブログタイトル末尾に(改訂版or若干改訂版)と記載してあるのは、主にカテゴリー「☆おっぱいとお薬」や「☆歯科口腔ケア関係」などの記事ですが、これは記事を書いた当初とは状況や解釈が変わった等の理由で加筆訂正があるためそのように表記しました。
また、文字色が青色の記事で、記事タイトル末尾が無印のものは、ココログ『最強母乳外来・フェニックス』の新規脱稿記事です。
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拝読後メッセージは削除しますので、企画漏洩の恐れはございません。
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2016年6月29日 (水)

アマルガム除去前後はHgの影響を考えてミルクにすべき?

<ご相談内容>
初めまして。
2年前に第一子を出産した時から、母乳育児で不安なときはいつもこちらの記事で助けていただきました。
ありがとうございます。

6月に第二子を出産し、今は3ヶ月の息子を完全母乳で育てています。
今日は大変申し訳ありませんが、相談をさせてください。
相談を受け付けておられないのは承知なのですが、分からないことだらけで・・・
お忙しいところ本当にすみません。

現在、私の歯には、アマルガムという詰め物が入っています。
特殊なものではなく、十数年前まで一般的に使われていた、材料の半分が水銀でできた詰め物だそうです。
詰めている限り微量ずつ水銀が溶け出ていて、体の様々な不調の原因になるとのこと。

別件で歯科にいったところ発見され、現在授乳中だと告げると、母乳にも水銀が移行するため即刻アマルガムを除去すべきだと言われました。
ただ、除去時にも水銀が体内に流れ込むため、除去前後の授乳は慎重にと言われましたが、具体的にどうずべきかと聞いても曖昧にされ、指示はありませんでした。
除去を検討していますが、こういった場合は除去前後はミルクにし、母乳を与えない方がよいのでしょうか?
また、与えない方がよければ何日間くらいを目安にすればよいのでしょうか?

すみませんが、教えていただけたら有難いです。
お忙しい中、本当にすみません。
<SOLANINの回答>
アマルガムという詰め物については、SOLANINも名前やHgが含有されていることは
知っています。
微量とはいえ、体内に持続的にHgが流れ込むのは心身ともに良いとは思えませんね。

体内に持続的に体内にHgが流れ込むことが良くないから(≒母乳にも常にHgが移行するから)除去を勧められたのですよね?
であれば、思い切って四の五の仰らずに今日の今でも除去されたらよいのではありませんか?
除去時に口腔内でHgのイオン化を懸念されているのでしょうが、言うてもアマルガムのHgは無機水銀ですよね・・・
(万一有機水銀だったら、かつての公害病のようなことになってしまいます・・・)
それから、除去後ならともかく、除去前の授乳も慎重に・・・というのは、意味が解りません。
本当に搾乳→廃棄をせねばならないなら、せめて元々のHgの血中濃度を測定しておかないとどのくらい下がったかなんて比較できないですよね?
歯科ドクターは、それには対応してくださるのでしょうか?
また、ミルクを与えるくらいなら、事前に搾乳を冷凍保存して、解凍→湯煎にしてあげたらいいと思いますが・・・相談者さんのお気持ちの問題のような気がします。

何ともモヤモヤするので、思い切ってSOLANINの歯科・口腔ケアの師匠のMさんにご教示いただきました。
「通常時からアマルガムのある方は、微量の水銀は流れます。確かに除去時にはかなり流れます。ただ、私たちは普段から水銀を口にすることがあります。例えば、魚介類を食する時とか。除去される量にもよるのでしょうが、それほどセンシティヴにならなくてもよいのではないでしょうか?具体的にはどれくらいかは分かりませんが、(経験値的には)数本なら大丈夫ではないでしょうか?それまで何年間も口腔内にあったわけですので・・・」とのことでした。

結論は出ませんが、ご参考にして頂けたら幸甚です。

2016年6月25日 (土)

この間も今も測定したらおっぱいは20gだった。(50日目)

<ご相談内容>
はじめまして。
母乳の出が悪く、色々調べておりましたらこちらのブログにたどりつきました。完全母乳を目指しております。
今すべてではありませんが前記事読ませて頂いて勉強させてもらっております。

お時間ございましたら相談をお読み頂けたらと思います。

妊娠中、おっぱいマッサージはしておらず(お腹が下がり気味だから早産になるかもしれないからマッサージはしないでと産院で言われた)出産予定日の2日遅れで3020gで出産しました。
ミルク推奨の産院だった為、5分5分の1クールで足りない分はミルクを足してのやり方で入院中は過ごしました。ほぼ出てない為、40〜60足していました。
退院時(5日後)体重は3000gでした。
退院後、母乳もふえず桶谷式のマッサージに行く事にし、予約がとれたのが28日後でした。
それまでは母乳→ミルク(60〜80)
それでも泣きやまない時はおっぱいを吸わすかそれでもだめならミルクを20〜40足していました。
1ヶ月健診時は4000g(38g/日)でその時産院で母乳量をはかりましたら、20でした(涙)
やはり足りないと心配になっていましたら助産師さんに、「多分普段は40以上出てますよ!」と言われました。
数字は20なのに…
そして40でも足りないのにととても心配になりました。

翌日桶谷式のマッサージに伺いました。
手技を受け、こちらのブログにもありますが、これからは頻回授乳とミルクは40mlを8回までといわれ実行しておりました。
授乳回数は1日15回前後、1回30分の時もあれば5分で寝てしまう事もあるので1日のトータル授乳時間は3時間くらいだと思います。
夜中も何をしても起きず朝まで6時間寝る事もあります(泣)
次のマッサージまでミルク足すのを320mlまでを目標に400までで抑えておりました。
2回目のマッサージを50日目に行きました。
娘の体重は4630g(30g/日)でした。
「体重は増えているのでミルクを1日160mlまで抑えて頻回授乳してください。」との事でしたが母乳量は20で増えておりません。
桶谷式の先生は、「回数こなしてね~。」と。
回数で稼ぐのはわかっておりますが何度測っても母乳量が20ほどですと心配です。
昼間におっぱいを吸い続けて夜中は疲れて寝てしまうのでしょうか?
実母、義母はよく泣くからミルクを足せ足せといいますが、今は聞き流しております。
夜中起きてくれず母乳量が20mlで、しかもこのままミルクも少なめで大丈夫なのでしょうか?
<SOLANINの回答>
お嬢ちゃんのお誕生おめでとうございます。
個人差はありますが、完母(かそれに近い)母乳育児が出来るかどうかは、或る程度はご出産される施設で決まってしまうのが腹立たしい現実です。
ミルク推進病産院でも完母の方はいらっしゃいますが、それはたまたま運が良かっただけでしょう。

まず確認事項ですが、相談者さんの記載されている母乳量というのは、1回哺乳量のことですよね?
それはどういった状況で測定されましたか?
あっ、かかりつけの助産院で測定されたことは分かりますよ。
その時、お嬢ちゃんが本気でおなか空かせて哺乳してくれたかどうかが分からないと判断がつきかねるのです。
予約時間丁度に助産院に行かれて、おっぱいケアを受ける前?受けた後?
いつ、どのタイミングで測定されたのでしょうか?
毎回、「ぐずり始めたから哺乳させましょうか?」的な流れor来院前にぐずったら困るからある程度ミルク補足してますが・・・の状態でしたら、お嬢ちゃんは実力発揮されていないと思われます。
だから、「多分普段は40以上出てますよ!」と仰ったのでしょうね。

世間一般では、ミルク缶蓋に記載されている量こそが、適正な1回哺乳量と思われていますから、50日目頃ならば、え~と120~160mlでしたっけ?1回につき、そのくらい哺乳させなきゃ、到底赤ちゃんは育たないわよという強迫観念があるのだと思われます。(嘆)
でも、そうとは限らないのですがね。
あれは基本的に完ミの方向けですし、母乳育児支援関係者の間では、そうであったとしてもあの記載は聊(いささ)か多めじゃないかとされているようですね・・・

かかりつけの助産院では、ミルク補足量に対してお嬢ちゃんの体重増加が良好だから、徐々に減量しましょうという指導をされているのだと思われます。
ただ、1ヶ月健診~50日目の発育ペースでは、しっかり育っていらっしゃいますが、320ml/日の補足量を160ml/日に半減させるというのは、率直に申しましてSOLANINには冒険的に思えます。
私だったら、お嬢ちゃんと相談者さんに掛かる負荷が大きいと思われるので半減なんてしないです。
減量は可能ですが、もう少し小幅にとどめますね。
まぁそれは見解の相違かもしれませんが、お話を伺った限りでは十中八九、「思ったより体重が増えていないから、再びミルクを増やしてもらうわね。」という展開になるのが関の山orそのまま突っ走って3~4ヶ月健診に引っ掛かりそうだと予見したら、赤ちゃんやお母さんのためじゃなくて、ご自身の保身のために、「健診前数日間、1回につきガーッとミルク200mlくらい飲ませてね。」という、掌返し&暴挙としか思えない指導をされた話を、当ブログ内でも実生活でも少なからず聞いていますからねぇ。(怒)

1回哺乳量がどのような状況で測定されているのか不明ですから、奥歯にものが挟まったような物言いになりますが、拙速にならぬよう(≒3歩進んで2歩下がるにならぬよう)ミルク減量は慎重に進められた方がイイと思います。
以前、雨風呂時代に、enjoyshanghaiさんという方がいらっしゃいました。
過去記事図書館創設の際にも多大なご協力をしてくださった方です。
初期の愛読者の会のみなさんだったらご記憶にあるかもしれませんが、見事にリラクテーションされた方です。
相談者さんは日にちはかかっても、くれぐれも「焦らず」「慌てず」「諦めず」のスタンスでいてください。

2016年6月23日 (木)

B型肝炎ワクチン定期接種化について。

従来、B型肝炎ワクチンの赤ちゃんへの健康保険適用は、母子感染予防措置としてのみ実施されていて、B型肝炎ウィルスのキャリアではないお母さんから生まれた赤ちゃんに接種を希望される場合は、個別で任意接種を受けるしかありませんでした。
しかしながら、2016年4月生まれ以降の赤ちゃんにつきましては、厚生労働省が決断してくれたお蔭(?)で、ようやっと本年10月から定期接種に相成りました。
接種勧奨時期は生後2ヶ月、3ヶ月、7~8ヶ月の3回です。

あっ、8月までに生まれた赤ちゃんは最初の接種が10月からなので月齢がずれますが、そのあたりの詳細は、お住まいの地域の保健センターからバサーっと送付された問診票と但し書き説明書を確認してくださいね。
このワクチンは世界180以上の国・地域で定期接種化されているので、漸くなんだなと感慨深いです。
ワクチン製造メーカーは化血研とMSD社で、それぞれ、『ビームゲン®』と『ヘプタバックスⅡ®』という製品名です。

我が国では、国民の1%はキャリアと推定されています。
キャリアの1%は、劇症肝炎まで進行する危険性があります。
読者のみなさんは、成人の感染ルートの主なものとして性交渉という現実をご存知でしょうか?
その他身体が激しくぶつかり合うようなスポーツ(レスリング・相撲・アメフト等)関係の場などや乳幼児の場合は保育園などで、いずれも集団感染という事例があることもをご存知でしょうか?
何となく、血液感染だけ?というイメージがあるかもしれませんが、唾液や汗や涙やおしっこからもウィルスは検出されます。
勿論、握手やハグ程度の接触では、感染の危険性は無いとされていますから、無闇に恐れることはないですが・・・

おばあちゃん世代からは、「昔はこんなに沢山ワクチン無かったよ。こんなに次々摂取して大丈夫なの?」と言われたことのあるお母さんが殆どだと思いますが、赤ちゃんのうちに接種したら、その分抗体が付き易いのです。
タイミングって大事なのですよ。

時期が来たら、忘れずに接種してあげましょう。

2016年6月21日 (火)

こんな状態で完母に移行したらダメなの?

<ご相談内容>
※この内容は、すぐ前(2016.06.19)の記事の追記です。
ここ2週間くらいの授乳頻度は10~12回で、少ない日で9回、もっとも多い日で16回です。

個人で開業してらっしゃる助産院で指導を受けています。
が、授乳頻度が多すぎると言われ8~10回の間に納めるように言われています。
それで保たないところにミルク補足です。

哺乳瓶は母乳実感を勧められ、1週間前まで利用していました。
今は母乳相談室がいいと見てそちらにしています。

授乳頻度を下げるよう言われた理由については
■浅飲みしているので乳首を痛めるため。
→これは子どもの成長ととともに改善されるから待つしかない。今は口が小さい。
■ひいては、乳口炎になるため
■母親が疲れてしまうため
■1時間や1時間半では母乳は作られないため
■今頻回授乳を行うと3ヶ月以降遊びのみが始まると乳腺炎の原因となるため

ミルク補足の理由が
■リフレッシュしたいときに預けて出掛けられるため
■2時間~3時間ほどは間隔をあけるため
■今体重増加が順調なのは、回数で稼いでいるため、1回量が増えるようにならないといけない

今完母にむけてせっかく順調にきているので、乳首を痛めて直母できなくなると分泌が下がって意味がなくなってしまう。
というようなことを言われています。

私の乳首が両方、色が薄くなり、乳頭部が赤く腫れ気味なことが原因のようです。

あと気になることとしては、娘の上唇の真ん中に吸いダコみたいな白いものがいつもあります。
抱きかたは授乳クッションを利用しフットボールと横抱きをするように言われています。

私と娘のような組み合わせだとそういった指導をされることがあるのでしょうか?
できれば私は完全に母乳にしたいのですが、それは時期尚早と言われるので、なんとなく釈然としません。
でも乳首が痛いのは事実ですので、娘の成長を待たなければ解決しないのか?とも思います。

長々と申し訳ありませんでした。

時間があるときに、少しずつ記事を読ませていただいています。
すごく沢山あるので、全然追い付かないですが
もっと早くにきちんと調べて、乳のケアや産院選びなどもできればよかったと思っています...。
<SOLANINの回答>
一部の助産師、特にO式のセンセイは、頻回授乳には否定的です。
大体8回/日で宜しいと仰います。
乳首が痛くなったり赤くなるのは、「母○実○®」慣れしてボトルマウスっていうか浅飲みだからです。
でも、相談者さんの赤ちゃんは、体重的にも4800g目前ですし、「母○相○室®」に切り替えられ、今後の哺乳技術の向上は充分に期待できます。
浅い咥え方になりさえしなければ&片乳を長飲みさえしなければ、そうそ簡単に乳口炎にはなりませんよ。(汗)
お食事だって気をつけていらっしゃるのでしょう?

ミルク補足の理由として挙げられていることに関しては、何となく「そうなのか!」と、呟きそうになりますが、これでは丸っきり相談者さんがご出産された混合栄養推進病産院と変わらないスタンスではありませんか?

逆に訊きたいですが、お母さんのリフレッシュって、混合栄養でないと不可能なのですか?
また、回数で稼いで赤ちゃんの体重増加を図ることの、いけない理由って何ですか?
1時間や1時間半では母乳は作られないなら、消化時間が早くて欲しがってもずっと我慢させて、赤ちゃんが空腹で泣いたら抱っこしてあやして時間稼ぎせよってことですか?
無理して母乳を乳房内に溜め込むと、FIL(乳汁分泌抑制因子)が増加して、やがて分泌低下を来しますが、それについての説明は・・・されていませんよね?
何だか、教条主義的で、そういう指導をされちゃうと、一体誰のための母乳育児なのか分からなくなっちゃいますよね?

相談者さんは、その助産師のお世話になっていらっしゃるので、なかなか反旗を翻すような振る舞いは抵抗あるかもしれませんが、太古の昔から今に至るまで、母乳育児の主体は母と子です。
つまり、この場合、相談者さんと赤ちゃんですね。
相談者さんは、お世話になっている助産師のために母乳育児をしているわけじゃないですよね?
転ばぬ先の杖(≒トラブル予防策)も大事ですが、困った時にサポートするのが助産師の役目だとSOLANINは心得ています。
勇気を出して、完母へ舵を切ってみませんか?
「はじめの一歩」を踏み出してみませんか?

過去記事が多過ぎて、ひゃあ~って感じでしょうが、その中には、現段階で完母に移行したらリスク(?)になると指摘されていることへの対処法がいっぱい書かれていますよ。

2016年6月19日 (日)

こんな状態で完母に移行できますか?(生後1ヶ月)

<ご相談内容>
突然すみません。
もし、万が一、相談にのっていただけるようなら、お願いします。
本当にすみません。
相談したい内容は、今現在のミルクの補足は正しいのか、なくすことができるのか、です。
生後38日の娘がいる母です。
40週2日目での出産です。
出生体重3554g 頭囲33.5cm

1日目3362g 2日目3404g 3日目3408g 4日目3468g 5日目3469g(退院)

生後1日目で高ビリルビン血症疑いで光線治療を2日間受けています。
私の無知のせいで、母乳育児推奨ですって言われていたのですが、蓋を開けると、ミルク補足前提の病院でした。
生後2日目まで母子別室
夜間の授乳なし。
授乳は3時間ごと、母乳量をはかり、出生日付×10ml+10mlに満たない分をミルク補足でした。
時間までの間、途中で泣いて泣き止まないと、10~20ml程度のミルクをやっていたようです。
母乳量は、ヒト桁、退院時にやっと15~20gといったところでした。

退院時に助産師さんの指導があり、母乳にしていきたいことを相談しましたが、
母乳をやって、ミルク補足を今と同じくらいやって3時間以内に泣き出すようなら足して、3時間以上寝るなら減らしてみたらいいんじゃないかとのことでした。

生後13日目3680g(直母量60g朝10時頃)
この日までミルク補足を1日平均274ml
およそ3時間ごと授乳の後(直母は1日8~9回)に足していました。
60mlくらい作って娘が嫌そうにしたらやめるという感じでした。

生後16日目3820g(直母量75g)
この日までミルク補足1日平均240ml。1日8回、10~70mlの間で補足してました。
16日目以降は1日220ml程度の補足。 1回につき20~40mlの補足です。(40が多目)

生後19日目4000g(直母量55g)
19日目以降は1日160ml補足。 1回につき20~40mlの補足です。(20が多目)

生後26日目4350g(直母量80g)
26日目以降は100ml前後の補足。 夕方や午後に40~50ずつくらい2回の補足です

1ヶ月健診
生後31日目
体重4560g 頭囲35.5cm

ここ何日かスケールで直母の計測ができるようになったのですが
夜間帯だと70~90ml哺乳できているようなのですが(2時間半から3時間おきです)日中が20~60mlとかなりむらがあります。
(特に夕方が20~30mlです。1時間半くらい間隔があいています)
日中は常に口がパクパク、舌がペロペロ、機嫌が良くなかったり、泣いていることばかりです。

その都度、乳をくわえさせていますが、出ていないようで唸りながら乳首を出し入れしたり、泣いたりします。
また、娘が乳を飲んでいる最中に口からチッチッチというような空気の入る音?のようなものもします。
こういったことは完母の方なら通常なのでしょうか?
それとも、きちんと病院を見極める目をもっていなかった私のせいで、母乳がきちんと出るようにならなかったのでしょうか?

助産院の方に相談もしたのですが、ミルク補足はママが辛くならないようにしたらいいとのことで、減量はできているんですが...。
どこを信じていいのかわからなくなってしまっています。

体重は1ヶ月健診のときも32gずつ増えてて順調と言われましたし、娘もふくふくとしているんですが、こんなに1日の母乳量にムラがあって完母になることはできるものですか?
<SOLANINの回答>
母乳推奨と称する病産院・・・でもなんちゃって以下というか、ほぼ混合栄養推奨病産院だったのですね。(涙)
生後間もない頃に黄疸が強く出て治療を受けたのは、さぞご心配だったと思います。
治療を受けねばならない程の黄疸であれば、ミルク補足も止む無しです。
でもしれは医学的適応ですね。
何も気に病むことはありません。
むしろ、そのような悪条件下で、よくぞここまで頑張ってこられましたね!

5日目から13日目までの体重増加度が26.4g/日。補足274ml/日。
13日目から16日目までの体重増加度が46.7g/日。補足240ml/日。
16日目から19日目までの体重増加度が60.0g/日。補足220ml/日。
19日目から26日目までの体重増加度が50.0g/日。補足160ml/日。
26日目から31日目までの体重増加度が42.0g/日。補足100ml前後/日。
退院時から1ヶ月健診までの平均の体重増加度が、42.0g/日。

母乳分泌の日内変動は、なんら異常ではなく、深夜帯のプロラクチン濃度が高いから、分泌量も哺乳量も多めになるのは自然の摂理。
入院中に母乳の立ち上がりが遅れた要因は、夜中の授乳をスキップして飛ばしていたからです。
夕方スケールで測定して20gで、1時間半であげて、赤ちゃんがパクパクペロペロしたら、ひもじいのかなって心配になりますが、1日トータルでこまめにあげたら、発育に必要な哺乳量を賄えるので問題ありません。
そのあたりはやはり、過去記事をご精読くださいね!

チッチッの音はボトルマウスになりかかっているから。
浅飲みかもしれません。
意識して深く咥えさせましょう!

で、相談者さんの場合、補足はいつ止めても大丈夫なレベルです。
ただし、1日10回以上の頻回授乳はしてくださいね。
赤ちゃんのおしっこやうんちの出方、機嫌や睡眠に特に変わりなければ、心配無用。
スケールはやがて返却されるでしょうが、以後は月イチくらいで、体重チェックされたら、「万一発育不良になったら?対処が後手に回ったらどうしよう?」の懸念も解消されると思われます。
さぁ、肩の力抜いてリラックスしましょ!
副交感神経優位になると、おっぱいダダ~っと出てきますよ♪

2016年6月17日 (金)

小さな女の子。吸う力が弱くて眠ってばかり。(2週間健診にて)

<ご相談内容>
はじめまして。
現在生後15日目、第三子母乳育児中です。
上2人は男児で、初めての女の子です。
3人とも予定日より早く生まれており、上から2840g、2790g、2574g です。
上2人は問題なく母乳が出て、出過ぎて搾乳して破棄するぐらいあったのですが、今回は小さく生まれて女の子のためか 吸う力が弱く かつ 寝てばかりで、うまく授乳できません。
産院では退院する際、「搾乳して哺乳瓶で補足で飲ませて」と言われたのですが、乳頭混乱が怖くてあまり積極的には哺乳瓶で補足でやらず、直母による頻回授乳を心がけ、2-3時間おきに起こして授乳をしていたつもりでした。
おしっことうんちも回数的には問題なく出ていて、「大丈夫だろう」と安心をしていたら、今日の2週間健診で体重を測ると、なんと、2630gしかありませんでした。
乳房は最初に1週間はパンパンに張っていたのですが、体重が増えてないことから、おそらく全然飲めていなかったのでしょう。
分泌量が明らかに減っていて、両方合わせて50cc搾乳するのがやっとです。
このような経験は3度目の出産で初めてで、このまま母乳の分泌が止まってしまうのではないか?ととても不安で、ただただ涙が出ます。
一応3時間空けばおっぱいは張ります。しかし、たくさん出ません。
慌てて授乳後に搾乳するようにしましたが、もう量的には回復しないでしょうか?不安です。
本当に不安です。
「あまり考えると出なくなるよ。」 と、助産師さんに言われましたが、もうこのことばかり頭から離れません。
<SOLANINの回答>
あ~、ひとつ前の助産の同窓会でSOLANINの同期が、相談者さんと同じような境遇に陥ったとことを話していたのを思い出しました。

ただ、本当にお嬢ちゃんが発育不良になってしまっているかどうかは、正直言ってこの情報からだけではさっぱりわかりません。
過去記事にも書いております通り、体重増加の評価をするにあたり、最低限必要な退院時の体重が記載されていないからです。
生後何日目に退院されたのかが不明です。
そうそう、読者のみなさん!
退院日って、病産院によって、随分違いがあるのをご存知でしたか?
そして更に、2週間健診が生後何日目だったのかが記載されていない。
これまた、生後14日目い受けられるとは限らないですからね。
そういう訳ですから、体重増加度が出せないので、どの程度の発育ペースなのか不明ですから、答えようがないのです。
SOLANIN
に答を導き出させるには、もっと詳細な情報提供をして頂かないと・・・

ただ、2574gで生まれられたお嬢ちゃんが、生後何日目かは存じませんが、2週間健診で2630gになってらしたのですよね?
生下時体重は超えていることは間違いない。
ってことは、そこだけ見れば、まずまずの発育ペースのようです。(くどいようですが、情報不足なので、正確な評価ではないかもしれませんが・・・)

それから母乳分泌についてですが、特に心配には及ばないと思いますよ。
相談者さんが搾乳量や乳房緊満に関して焦ったり、今後の分泌の増加を早々と諦めたりする理由が、SOLANINにはさっぱり分かりません。(汗)
特に懸念されるような所見ではないからです。
涙を拭いて、深呼吸して落ち着いて!
同じ父母から生まれても、赤ちゃんはひとりひとり違います。
おっぱいの飲み方が違っても当然。
たまたま相談者さんのお家では、1人目さんと2人目さんが似たようなおっぱいの飲み方であっただけ。
もしもおっぱいの飲み方が違っていることが、母乳育児をする上で不首尾に思えたら、お母さんが対応を変えれば済むことです。
不安であれば、再診されフォローを受けられては如何でしょうか?
それであっさり問題解決するような予感が致しますよ。

2016年6月15日 (水)

補足の乳首をどうするか?

<ご相談内容>
SOLANINさん、こんばんは。
先日もコメントを残させていただいた、みきと申します。
もうすぐ2ヶ月の娘がおり、産後、おっぱいがうまく出ない所からこちらに辿り着きました。慣れない育児の合間に少しずつ過去の記事から読ませていただいています。今、思うのはもっと早くにこちらを知っていればという事です。

私は入院中、ずっとおっぱいが出ず、おっぱいの出るハーブティーを飲んだり、身体を常に温めたり、和食中心の食事にしたりしながら混合で何とかやってきましたが、ここ最近、更におっぱいが出なくなり、それでも娘は頑張って吸ってくれてはいますが、とうとう娘の体重増加が1週間で24gとなってしまい、哺乳量は左が0、右が26でした。

掛かった助産院の助産師さんにはミルクを120cc、1日5回か6回足してと言われ、娘をおっぱい星人にすることが憧れで夢の私は、遠ざかる夢に泣きました。乳頭混乱になり、現在、母◯相◯室のちくびを使っているのですが、60cc飲ませるのに20分掛かっており、120ccは疲れて全く飲めていません。

そこで質問なのですが、SOLANINさんの経験からこんなにミルクよりな混合でも完母までいけますか?仮に混合でもおっぱい星人に育つ可能性はあるのでしょうか?

それとも娘の発育を考え、乳頭混乱になること覚悟でちくびを母◯実◯に戻し、母乳は諦めるしかないのでしょうか。
頻回授乳もし、娘も頑張ってくれてたのに、母親失格のようで涙が止まりません。
何かご助言頂けましたら幸いです。
<SOLANINの回答>
精一杯頑張っていらっしゃるのに、おっぱいの分泌量が増えないと、また、お嬢ちゃんの発育ペースがガクンと下がると、本当に辛いですね。

何処を優先するかについては意見が分かれるかもしれませんが、個人的にはお嬢ちゃんの発育を優先してあげてほしいです。
あっ、いや何もお嬢ちゃんを激太りさせようなんて意図はございませんよ。
ある程度というか、月齢相当の発育ペースを維持しないと、ゆくゆくはパーセンタイルグラフ下限を割り込むことになり兼ねないですし、それは避けたいですものね。

上手に哺乳できることを優先するなら「母○相○室®」がイイと思いますが、使いこなせない(≒常識的な時間内では必要な哺乳量が確保できない)のであれば、「母○実○®」か?となりますが、乳頭混乱は避けたいですよね。
もしも相談者さんのお嬢ちゃんが、深い咥え方が可能(=テクニック自体は問題ない)で、スタミナ・パワーが不足しているのであれば、「母○相○室®」の穴を竹串か楊枝などで突いて、ちょっとだけ大きくしてはどうでしょう?
当ブログには、事情があり完ミにせざるを得ないのに、元々の哺乳力が強い大きめのお坊ちゃんに更に早飲みをさせるためにおばあちゃんがやりよった暴挙の例として、「こういうことはしないように!」と警告する意味の過去記事がありますが、今回は事情が違います。
ある程度体重増加しないと、哺乳力が伸びないタイプの赤ちゃんはいらっしゃいます。
相談者さんのお嬢ちゃんには、現在の母乳分泌から逆算しても発育を維持するにはミルク補足が必要です。
イレギュラーな方法ですが、それが妥当ではないかと思います。
頻回授乳を励行されているのに母乳分泌が低下しているとしたら、お嬢ちゃんの吸啜刺激が弱いためのような気がします。

混合栄養のお母さんがリラクテーションされた例は過去記事をご精読いただけましたら、結構あると思います。
もちろん、リラクテーション出来たらそれに越したことはないのでしょうが、仮にずっと混合栄養で1歳を迎えることになったとしても、おっぱいはあげるだけで値打ちがあるのですよ。
相談者さんのお嬢ちゃんがおっぱいに吸いつくことを拒否るならどうにもなりませんが、ミルクとは別腹で吸いついてくれるなら、それはお嬢ちゃんの需めに応じてあげているのですから、SOLANINとしましては、立派に母乳育児をされていると思いますよ。
母親失格だなんて㌧でもないっ!
おっぱいは、抱っこして目を見て、慈しみながらあげることが大事なのですよ。

2016年6月13日 (月)

ホントはしたくないけれど、断乳しなくちゃならないのかな?

<ご相談内容>
母乳育児を初めてからSOLANINさんの記事に出会い、時々拝読させて頂いていました。
うちの1歳2ヶ月になる息子は、今でも元気いっぱいのおっぱい星人です!
欲しがるたびおっばいを出すと、手をたたきながら大喜びします(笑)
そんな息子が可愛くて仕方ないのですが、現在二人目を妊娠中、明日で4ヶ月になります。
8週の頃から茶色の出血が時々あり、今も続いているのですが、最近では授乳中に張りも感じるようになりました。
まだ続けたい気持ちはあるけど、そろそろ言い聞かせて終わりも考えなきゃいけないかなと主人とも話していたところでした。
断乳…本当はしたくないけど、息子には我慢してもらわないといけないですかね…。
今月から保育園に行きはじめ頑張っている息子なので、私としても心が痛いです。
<SOLANINの回答>
1歳2ヶ月のおっぱい星人さんのお母さん、はじめまして。
茶色とはいえ出血に加え、おなかの張りを感じるようになられたのですね。
ご心配いかばかりかとお察しします。

一点ご確認させて頂きたいのは、妊娠初期からの茶色の出血の原因については、主治医である産婦人科ドクターは何と仰っていますか?
持続的な出血であれば、切迫流産ということで、場合によっては入院加療という必要性もあったのでしょうが、週数的にそれを過ぎたということは、断続的だったのですよね?
例えば茶色の出血に関しては、絨毛膜下血腫とか、診断名はついているのでしょうか?
内診の刺激や性生活の刺激でも、少量の出血は起こり得るものですが、それは関係無さそうですか?
それから、妊婦検診の際には、内診室で子宮頸管長は測定されてもらわれていますよね?
それは問題ないですか?
あと、これまでに子宮頸管無力症とかの診断名は付けられていらっしゃらないですよね?

おなかの張りが授乳中に感じられるようになったのは気懸りですが、毎回ですか?
たまたまだったら、あまり心配しなくても・・・と思われます。
今はまだオキシトシンのレセプターが出てくる時期ではないですし、これからは胎盤が形成してくるから、所謂安定期に差し掛かりますし。

回数を減らして、差し出さず拒まず程度にとどめ、出来るだけ短時間になるような配慮をされたらor何となくなフェードアウト(←妊娠中は泌乳量が減少するし、味が変わるので、おっぱいそのものが好きなおっぱい星人の場合は、何となく離れていくことがあります・・・)に持ち込められれ
ば、差し障りは無いと思います。
それよりもSOLANINが気になるのは、経産婦さんにありがちな、お坊ちゃんにせがまれて長時間抱っこすることが増えていませんか?
その他、便秘でフン張り過ぎたり、勤務先で重たいものを人力で運ばされたりといった、おなかに力が入るようなことをされている方が、授乳を止められたとしても切迫早産のリスクは余程高いですよ。
おなかの赤ちゃんが心配過ぎて言い聞かせで卒乳をというのであれば、それもアリですよ。
その場合は、過去記事をご参照くださいね。
勿論、意地になって授乳継続しなくちゃならないものではありませんから、相談者さんの体調やお気持ちとお坊ちゃんのお気持ちに折り合いが付くことが一番ですよ。

2016年6月11日 (土)

どの医療者のフォローも受けずに過ごすのは・・・

「おっぱいなんて赤ちゃんを産めば出るもの。」
「おっぱいが出たら赤ちゃんは咥えて飲むもの。」・・・そんな風に自分勝手に思い込んで、赤ちゃんのこともおっぱいのことも少しも学ぼうとせずにご出産されると、産後のギャップが大き過ぎて苦しむことになり易いです。

そういう方であってもおっぱいが上手くいくことはありますよ。
でもそれは、たまたま運が良かっただけ。
割合としては、やはり少ないです。

大抵は、お手入れ無しの乳首は硬くて伸びなくて傷つき易く、赤ちゃんが深く咥えられなくて、搾母を補足せざるを得ないことや、乳頭保護器を使うことになりがちです。
赤ちゃんの飲みムラが大きいから、発育ペースも安定し難いし、飲み残しが多くなっても、「乳房がスッキリしないが、こんなものだろう。」と軽視されるので、乳腺炎になり易いです。
ご本人のご意向とは裏腹に、結果として再三再四母乳外来やら助産院を受診することになります。
「また来なくちゃいけないんですか?」
「いつになったら、通わなくて済むのですか?」・・・と、被害者意識丸出しで喰ってかかるお母さんは、実はちょくちょくいらっしゃいます。
そんな状況になりながらも、赤ちゃんの発育ペースが振るわなくても案じることが無く、乳腺炎が辛いからおっぱいを止めたいと仰られ、非常に困惑します。
「じゃあ、断乳しますか?」と水を向けたら、「いや、おっぱいで行きたいです。」と返される。
もうちょっとこう、赤ちゃんをおっぱいで育てることへの覚悟というか心構えが足りないと思います。

例えば、SOLANINの勤務先の母乳外来では、距離的に通院が難しいようなら、「ご近所の助産院を紹介しますよ。」とか、金銭面での負担を仰るなら、「1回は保健センターの新生児訪問を間に挟んでということも可能ですよ。」と振ることもありますが、「それらすら受け入れられない。」とか「医療者にみてもらうことが精神的ストレスになる。」とか仰ると、最早お母さんが駄々を捏ねているとしか思えません。(怒)
退院後、どの医療者のフォローも受けずに過ごすことは、赤ちゃんにとってもお母さんにとっても本当は危険なこと。
どうか気づいてくださいね!
考え方を改めてくださいね!
お願いします。

2016年6月 9日 (木)

公共交通機関を利用しての長距離の移動の際の下準備。

SOLANINの勤務先では、里帰り出産をされたお母さんが毎月大体4~5人に1人はいらっしゃいます。
その里帰り出産されたお母さんからのよくある質問で、「はて、これはどうしたら?」というのが、公共交通機関を利用しての長距離の移動の際のおっぱいをどうしたらいいか?・・・です。
混合栄養のお母さんは、割り切ったようにに「移動中はミルクにします。」と、仰いますが、ご存知のようにミルクの消化時間は、飲ませ始めから次の飲ませ始めまで3時間以上空けなくてはなりませんから、早く欲しがったりむずがったりしたら、伝家の宝刀であるおっぱいの登場ですよ♪
それから、飛行機の場合、各社機内持ち込みの荷物に制限があるので、事前に確認しておきましょう。
完母のお母さんは、申すまでもないですが、おっぱいしかない訳です。
公共交通機関と申しても、赤ちゃん連れですから船舶や高速バスということは殆ど無く、大抵はとか電車(特急・新幹線を含む)飛行機とかで移動されるわけですが、早速その下準備をレクチャーしますね!

まずは、座席予約は必須です。
電車だったら、座席は進行方向先頭がいいかな。
その場所だったら、自分で旋回させない限り、見知らぬ方と対面にされる心配がありません。
座席のすぐ前は壁です。
プライバシーの保持がし易いし、立ってあやさなくてはならなくなっても、デッキまで最短距離で行けます。
隣席はご実家のお母さんor旦那さんなどのご身内のサポーター係が居てくれたら安心です。(お母さんおひとりで赤ちゃん抱っこして荷物を持ってというのは、特に最初は、どう考えても無理ですから止めてくださいよ!)

さて、移動中の直母は人目が気になりますから授乳ケープか大判ストールなどを入手しましょう。
プライバシーの保持と、赤ちゃんが集中して哺乳できるようにするためです。
1~2週間前から、使用する授乳ケープや大判ストールなど、移動当日に供するのと同じものを使って赤ちゃんに慣れて頂きましょう。
毎回の直母で使わなくてもいいですが、せめて2~3回/日は練習することを続けます。
当日いきなりな使用になると、赤ちゃんビックリしちゃいますからね。
赤ちゃんの身になって、移動のストレスが少なくなるよう、色々段取りやサポーター係との打ち合わせをしておきましょうね。

そうそう、気圧の変化に対するおっぱいでの耳抜きに関しては、過去記事をご参照くださいね。

«期限切れ?にご用心!

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