1ヶ月健診を過ぎる頃からあまり飲まなくなった赤ちゃん。
生後1ヶ月くらいまではおっぱいをガンガンのんで、体重もドンドン増えていたのに、健診を過ぎた頃から飲み方が少なくなって、体重増加度的には、それまでの半分くらいのペースに激減する赤ちゃんがおられます。
おっぱいを勧めてもこれまでとは異なり、がっつりと飲むことが少なく、その割に機嫌も良く、夜中もよくネンネするし、お母さんにしたらもうちょっとおっぱいをしっかり飲んでほしいところではあるものの、日常生活には困らないのです。
唯一困るのが体重増加度が少な過ぎ、成長が停滞したかのようになることです。
満腹中枢が未形成のうちは、体重を増やすのにもおっぱいの分泌を増やすにも絶好のチャンスなんですが、それが難しい状況なんですね。
「ウチの赤ちゃんはホント手がかからなくて・・・」と、言っていたら、「体重が増えにくいし、ミルク足さなきゃならないなぁ。」なんて、小児科のドクターから宣告されたり、言われなくてもお母さん自身がそう思ったり・・・
でも、ミルクを足せば問題が解決するのでしょうか。
ミルクを補足するのは、あくまで医学的理由があってのことですね。
おっぱいの絶対量が足りないならともかく、よく出ているのに飲まないからミルク足すって変ですよね。
ミルクを足す前に、まずはおっぱいの専門家の助産師に診てもらってからにしてくださいな。
こういう、知恵のほとばしりが早い?かつ胃の体積が小さめかもしれない赤ちゃん(どちらかというと、女の子に多い傾向)には、先搾りしてカロリー低めの前乳は敢えて捨てて、カロリーの高い後乳を中心にあげてください。
また、諦めずに根気よく、おっぱいをこまめにあげることは続けてくださいね。