☆離乳食開始から1歳までの赤ちゃん

2017年4月 8日 (土)

赤ちゃんに蜂蜜は、イカンです。

痛ましい出来事です。
東京都足立区の生後6ヶ月の男児が、3月30日に亡くなられました。
死因は乳児ボツリヌス症で、離乳食として与えた蜂蜜が原因とみられているようです。
乳児ボツリヌス症の国内での発症報告は1986年以来ですが、死亡は初めてだとか。
記事によれば、男児の発症は2月16日で、咳が出始め、2月20日には痙攣と呼吸不全でQQ搬送され、入院加療を受けていたそうです。
発症の約1か月前(1月中旬だから月齢としては、
4ヶ月?)から1日2回ジュースに混ぜ、家族が飲ませていたそうです。
個人的には、こんな早い月齢から、1日2回もジュースを与えるというのも解せないし、薄味が基本の離乳食に、甘い蜂蜜を加えていたのも解せないですが・・・
摂取量としては約10g/日とのこと。

乳児ボツリヌス症の主な症状は、便秘や筋力低下などですが、SOLANINの手許に
ある蜂蜜の容器にも「蜂蜜は高温加熱殺菌はしておりません。1歳未満の乳児は抵抗力が弱いので与えないでください。」「抵抗力が充分できていない1才未満の乳児には与えないでください。」等の文言が記載されています。

当ブログの過去記事でも注意喚起しておりますが、以前は、知識の乏しい祖父母世代が「蜂蜜は滋養があるから。」と赤ちゃんの離乳食として強引に食べさせようとして大変だったというようなコメントを頂いた記憶があります。
(少し話は逸れますが、別の過去記事で授乳中のお母さんが、蜂蜜を摂取する分には赤ちゃんへの影響は無いと述べています。)

イマドキのお母さんでしたら、ご存知だったでしょうに、なんでまた・・・
個人的には、家族が飲ませていた・・・とぼかして記載されているところに、何か意図を感じてしまいました。(深読みし過ぎかもしれませんが・・・)

今となっては、亡くなられた男児の家族が赤ちゃんに蜂蜜を与えてはいけないということを知らなかったのか、注意喚起の文言を読んでいなかったのかは不明ですが、二度とこのようなことが起きないよう、あらゆる手段を通して、乳児に蜂蜜を与えてはいけないということを拡散していかねばならないと考えます。

国や行政には、是非とも安全対策を講じてほしいですね。
直ぐにでも出来そうなことは、母子健康手帳に記載する(もっと強調した形で)
とか、母子健康手帳を手渡す際に別途リーフレットを渡して読み聞かせるとか、市町村の離乳食教室で教えるとか。
それ以前にスーパー等の蜂蜜売り場に、赤ちゃんのイラストにバツマークを付けたりして、文字の読めない子どもでも分かるような表示をしたり、家庭科の授業で教えたり、方法は幾らでもあると思います。
今はただ、6ヶ月男児のご冥福をお祈りするばかりです。

追記:蜂蜜だけではなく黒砂糖も乳児ボツリヌス症のリスクがあるため、1歳未満の赤ちゃんには与えてはいけませんが、ご存知ないお母さんもいらっしゃるかもしれないので、お知らせします。(2017年4月9日12時00分)

2013年3月27日 (水)

保育園に入園したら自宅では食べなくなった。(10ヶ月)

<ご相談内容>
我が子は8ヶ月から入園し、たまに風邪気味になるものの、元気に過ごしています。
現在10ヶ月になり、3回食に進めて半月ほど経過したのですが、何故か自宅では殆ど食べてくれなくなりました。
それまでは、離乳食といえば目の色を変えてガツガツ食べる子だったのに。
おっぱいライフは誕生から今まで山あり谷ありで、ミルクの補足も必要だっただけに、離乳食が順調なことが、唯一の救いだったのに。

特に食物アレルギーも無く、好き嫌いも無く、下痢をすることも無く、自動ドアちゃんで順調だったのに。
ちなみに対照的なのですが、保育園ではお残ししたことは一度も無く、入園以来どんなメニューや食材であっても、毎日美味しそうに完食しているそうです。

なのにこの半月、自宅では、食べさせてもべぇ~っと出し、自分で手掴み食べをさせようにも投げたり落としたりするばかりです。
おっぱいやミルクを欲しがるペースは変わらず、結果的に体重も若干減少し、頭を抱えています。
どうしたものでしょうか?(涙)

<SOLANINの回答>
これまで離乳食は順調に進んでいたのに、何故かいきなり半月前から自宅限定でセミハンスト状態になっちゃったのですね。
思い当たるフシはないのですね?
う~ん・・・何なんでしょうねぇ?

ひとつ考えられることは、保育園の離乳食は回数が進むと、硬さや滑らかさだけではなく、味付けも微妙に変わってくるということです。

1回食のうちは調味料は殆ど使わない園が多いと思いますが、2回食になると食材のバリエーションも増えますし、3回食ともなれば、幼児食にかなり近づきますので、味付けもそれなりになってきます。
そこから考えると、相談者さんの場合は、(もしかしたら違うかもしれませんが)保育園での離乳食の味付けとご自宅のそれとにギャップがあるのではありませんか?

保育園では3回食に進んだことで、それなりに味付けしてある離乳食が供されるようになったのに対し、ご自宅では出汁程度でコトコト煮たものが中心というか、素材の味そのもの以外は味付けが皆無に近かったとしたら?

そりゃあ、どんなに物喰いの良い赤ちゃんであったとしても、味覚くらいはありますからね。

美味しくなければべぇ~もするでしょうし、「これって食べ物じゃないよね?」的なリアクションで、口に入れられたものを吐き出したりすることも想定されます。
可能であれば、給食の試食をさせてもらえると、味付けの参考になりますね。
お家での味付け変更が状況改善の突破口になるような気がます。

2013年3月11日 (月)

そろそろ離乳食の回数を増やしてもいい?(8ヶ月)

<ご相談内容>
8ヶ月半の赤ちゃんがいます。
離乳食には関心が無く、ひたすらおっぱいばかりを求めています。
時には全力で拒否します。

そんな生活がかれこれ2ヶ月半続いていましたが、どういう風の吹きまわしが、ここ数日、自ら口を開けて食べようとします。
今は主食が小匙2~3と主菜が小匙0.5~1と副菜が小匙1くらい食べられるようになりました。

アレルギーも無さそうです。
今のところ下痢もしていません。
よく食べる赤ちゃんからみれば、「なぁんだ。」位の量なのでしょうが、私にしてみたら、この食べ方は大躍進です。

でも、考えてみたら、早い方は3回食への切り替えが射程範囲になる月齢ですよね?
となると、ウチみたいなパターンであってもそろそろ回数を多くした方が良いでしょうか?

<SOLANINの回答>
そうでしたか。
スタートから2ヶ月半で、食べるスイッチが入ったようですね。
よかったですね。(笑)

8ヶ月半になられるのでしたら、それなりに消化吸収力は向上しているのでしょうが、ここ数日前から食べるスイッチが入ったということは、ひにち的にまだ回数を増やすには早いと思います。

健啖家の赤ちゃんの場合、2回食にする段階で、1回につき主食だけで子ども茶わんに半分ほど食べます。
この他に主菜を大匙1と副菜大匙1.5~2くらいは食べます。

まぁ、そこまでは望まないにしても、月齢的にもまだ焦る時期ではないし、せめて健啖家の半分くらい食べられるようになるまで、約1ヶ月かけてじっくり量を増やしていくこと、食べられる食材の種類を増やす方が実利的ですよ。

そうそう、おっぱいは回数制限をしなくても良いですからね。
ある程度食べているのですから、ほしがればおっぱいはあげて行きましょうね。

その他のカテゴリー

☆1ヶ月健診以降3ヶ月までの赤ちゃん | ☆1歳以降の長期授乳 | ☆3ヶ月~離乳食開始迄 | ☆SOLANINの日常生活 | ☆SOLANINの知恵袋・提案 | ☆いわゆるブログ | ☆おしっこ・うんち | ☆おっぱいとお薬 | ☆おっぱいとお食事 | ☆おっぱいに関する私見 | ☆おっぱいのコンディション | ☆おっぱいの神秘 | ☆おっぱいの飲み方 | ☆おっぱいをあげていればこそのメリット | ☆お出かけの時のおっぱいは? | ☆お勧めしたい書籍 | ☆お母さんとしてのマナー | ☆お母さんの体のメンテナンス | ☆かつての子育て経験から得た教訓 | ☆ねんね関係 | ☆タンデム授乳 | ☆フォローアップミルクは不要! | ☆ベビ待ち・挙児希望関係 | ☆ポイントのずれ・デリカシーの無さにげんなり | ☆ポジショニングとラッチオン | ☆マタニティ&ベビー法律関係 | ☆マタニティ&ベビー経済関係 | ☆ミルク調乳に関する注意点 | ☆モンスターとの対決? | ☆リラクテーションは出来る? | ☆㌧でもな保健指導&集団健診の実態 | ☆乳児の栄養方法の歴史的変遷・風土の違いと問題点 | ☆乳房トラブルと対処 | ☆乳頭・乳輪トラブルと対処 | ☆乳頭保護器・ゴム乳首 | ☆乳頭混乱 | ☆予防接種・抗体接種 | ☆事情があっても倫理的に許せない | ☆仕事復帰とおっぱいの両立 | ☆体重増加不良に関係する病気 | ☆体重増加度関係 | ☆兄姉になる上の子の気持ち | ☆出生~1ヶ月健診の頃 | ☆出産から産褥期に見られる症状 | ☆医学的・社会的理由による断乳 | ☆医療機関の選び方による違い | ☆医療職への素朴な疑問 | ☆卒乳後の対処やケアは必要? | ☆危険防止に関すること | ☆双子の母へのサポート | ☆同業他者へのお願い | ☆哺乳ストライキ | ☆天使ママの心身の調子とメンテナンス | ☆妊娠中にしておきたい心と体の準備 | ☆妊娠中に行う各種検査の意味 | ☆妊娠中に起こり得る病気の治療・マイナートラブルの対処 | ☆子どもを褒める | ☆幼児の栄養とお食事 | ☆幼児の発達段階と目安 | ☆授乳回数と間隔 | ☆授乳期のお食事 | ☆搾乳の分泌維持と活用・冷凍母乳 | ☆搾乳補足増減の判断基準 | ☆断乳は反対! | ☆断乳時のリスクと必要な対処やケア | ☆旦那さんや祖父母へのお願い | ☆様々な卒乳のかたち | ☆歯科・口腔ケア関係 | ☆母乳の免疫成分 | ☆母乳の栄養成分 | ☆母乳分泌のメカニズム | ☆母乳分泌・不足感 | ☆母乳育児のモチベーション | ☆母乳育児の基礎知識 | ☆母乳育児の歴史・風土・習慣 | ☆母乳育児の知恵袋・こんな時はどうしたら? | ☆母乳育児中には避けたいもの | ☆母児のための整体 | ☆母子感染 | ☆混合栄養のお母さんへ | ☆産婦人科以外の不調時の対処 | ☆産後の心身の調子とメンテナンス | ☆直接授乳が困難な赤ちゃん | ☆知らないって怖い! | ☆育児用品とその評価 | ☆胎児が獲得する免疫 | ☆胎内記憶・誕生記憶 | ☆見くびっちゃいけませんよ! | ☆言い聞かせ卒乳中の子どもの心と体 | ☆赤ちゃんに行う検査関係 | ☆赤ちゃんのスキンケア | ☆赤ちゃんの個性 | ☆赤ちゃんの哺乳力 | ☆赤ちゃんの気持ち | ☆赤ちゃんの生活リズムと環境 | ☆赤ちゃんの病気予防早期発見と対処法 | ☆赤ちゃんの発達段階の目安 | ☆赤ちゃんの身体の特徴とケア | ☆連絡事項 | ☆陣痛から出産まで | ☆離乳食開始から1歳までの赤ちゃん | ☆離乳食(補完食)・水分摂取 | ☆食物アレルギー関係

カテゴリー

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

アクセスカウンター

  • アクセスカウンター
    現在の閲覧者数: