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2012年12月21日 (金)

『葛根湯®』を内服するタイミングとは?

漢方薬の一種でもある『葛根湯®』って読者のみなさんはご存知ですよね?
『葛根湯®』の内服経験のおありになる方も、少なくないと思います。
『葛根湯®』は、風邪引きのときもそうですし、おっぱいトラブルの場合もよく効きます。
個人的希望としましては、母乳育児中のお母さんであれば、ご家庭の常備薬として、薬箱に入れておいてほしいくらいですな。

ただ最近、気になるのは、お薬に頼りたくないのか、きちんと理由を説明し、服薬を促しても、中々内服されず、結果重症化してから、慌てて内服という方がいらっしゃるようなので、対応に困ります。
『葛根湯®』の場合、そもそも内服のタイミングとして、パッケージにも風邪の場合なら“引き始め”であることは明記されています。
なのに重症化してから、「あわわわ・・・!」と、内服していたのでは、キツいようですが、内服のタイミングの見計らいミスをするのに等しい気がします。
うっ滞性乳腺炎であっても長患いになると、腋の下から楔状にしこりが残り、中々すっきりしないことがあります。

そういう段階で『葛根湯®』を内服したとして、全く効果が無いとは申しませんが、内服のタイミング的に遅いと思います。
「おかしいな?」と感じたら、早めに内服され、頻回直母で24時間までは頑張ってみる価値はありますが、駄目そうだったら、早めに母乳外来か助産院に連絡され、受診しケアを受けましょう。

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☆おっぱいとお薬」カテゴリの記事

コメント

今年はことさら風邪が流行しているようで、私も早めに葛根湯を飲んでいます。
寒さからの頭痛や肩こりにも欠かせないです。

以前にも記入しましたが、生姜湯に溶かして飲むと、とても暖まります(*^_^*)

葛根湯さまさまです!

一歳二ヶ月、検診でもう断乳したほうがと言われ、二日前から断乳をしました。その後のおっぱいの処置を教えていただけたらありがたいです!

みっこさんへ

その後乳房のコンディションは如何ですか?
お子様のおっぱいへの執着心は完無で?
お母様の授乳へのこだわりも無し?であれば、離乳食から完全食へ移行。
授乳者側のお食事量は減らします。太るだけです。

ご心配は助産院をご訪問下さい。

また、失礼ながら、こちらではアメーバブログ時代より、コメ欄での質問相談は禁止事項のルールに則り、古株読者が回答する場合がございます。
現役助産師さんがボランティアで立ち上げたブログのためご理解下さい。

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