おっぱいとお薬その16『治頭瘡一方®』(改訂版)
『治頭瘡一方®』って読めますか?(「ぢずそういっぽう」と読みます。)
例によって私は読めませんでした。
漢方薬の名前の読み方は難しいです。(汗)
さて、このお薬は手湿疹が酷い時に皮膚科ドクターから処方されることがあります。
処方の時、「お薬の成分がおっぱいに出るのは1/100であることの説明を受けられるかと思われます。
・・・その通りだと思います。
実はこのお薬の安全性について大丈夫だという根拠として、乳幼児の湿疹にも適応があるからなんです。
一般的に乳幼児に漢方とは余り馴染まない気がするかもしれませんが、中にはこのお薬のように適応するものも相当数あるのですね。
強いて副作用としてあるかもしれないことは、下痢症状です。
下痢までは行かなくても若干おなかが緩くなることがあります。(絶対に緩くなるのではなく、緩くなる人もいるというレベルです。)
治療をしつつ母乳育児を愉しんでくださいね。
最新のデータは下記ウェブサイトをご参照くださいね♪
国立成育医療センター「ママのためのお薬情報」http://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/index.html
大分薬剤師会「母乳とくすりハンドブック」
http://www.oitaog.jp/syoko/binyutokusuri.pdf#search='%E6%8E%88%E4%B9%B3%E8%96%AC%2C%E5%A4%A7%E5%88%86'
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