おっぱいとお薬その18『抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬』(改訂版)
授乳中に喘息やアレルギー性鼻炎や蕁麻疹になるとその治療に抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤が処方されることがあります。
お薬の名前は山ほどありますから、その全部をここに書くことは不可能です。
その点はご了承ください。
ご自分が貰われたお薬の説明書には、お薬の名前だけではなく、用法・用量や“どういうジャンルのお薬なのか”ということが必ず書かれていますから、必ずその点を把握してくださいね。
でないと、受診先やドクターが代わればお薬の会社が変わることもあります。
ジャンル(≒成分)が同じだということが分かっていないとお薬の名前が変わるたびに「これって大丈夫?」と尋ね続け右往左往しなくてはならないから。
例えばしばしば処方される『アレグラ®』(抗ヒスタミン剤)『アレロック®』(喘息・鼻アレルギー基礎治療薬)『タリオン®』(喘息・鼻アレルギー基礎治療薬)『クラリチン®』(抗ヒスタミン剤)などは、基本的に授乳中に服用されても差し支えありません。
但し、症状が治まれば、内服はお休みしてください。
具体的に申しますと、例えば花粉症で一時期服用するのだったら理解出来ますが、年がら年中服用するものではないということです。
というのも、これらのお薬はとても眠たくなるのと、本来体外に出て行く鼻水や咳を鎮めますから、漫然と長期連用すれば日常生活に支障を来たしかねないのと、おっぱいの出方が悪くなることが可能性としてあるからです。
最新のデータは下記ウェブサイトをご参照くださいね♪
国立成育医療センター「ママのためのお薬情報」http://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/index.html
大分薬剤師会「母乳とくすりハンドブック」
http://www.oitaog.jp/syoko/binyutokusuri.pdf#search='%E6%8E%88%E4%B9%B3%E8%96%AC%2C%E5%A4%A7%E5%88%86'
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コメント
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ひどくはないのですが アトピー性皮膚炎で タリオンを常用しています。
現在8ヶ月のお嬢は 完母で8.6kgです。今のところ おっぱいが順調で 運が良かったなぁと思っています。
投稿: ゆき | 2013年1月18日 (金) 22時03分
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