断乳を焦るお母さん2
断乳・・・やろうと思えば出来ますよ。
でもねぇ、ある日突然お母さんと離れて、そんでもって生まれてこのかた一番大好きなおっぱいが無くなったら、子どもがどんな想いをするだろうか?
子どもの気持ちを忖度(そんたく)するというか、想いを馳せるという発想がないのですかねぇ?
断乳を強行したら、食の細い子だったら反動で食べるようになることもありますが、逆にハンストして、弱っていったお子さんを私は知っています。
チック症状が出た子もいます。
仕事に明け暮れてても、子どもが病気になったら、保育園はお休みしなくちゃなりませんからね。
病気の子どもは、一体誰がお世話してくれるのだろう?
勤務先に病児保育の受け入れ部門があるのでしょうか?
それとも、子どもが病気になれば、何日でも好きなだけお休みを頂けるのかしら?
そんなオン・デマンドな勤務先なんて聞いたことがありませんよ。
近くに住むおばあちゃんが見てくれないから、仕事復帰の際に保育園のお世話になるのよね?
おっぱいを止めたら、病気に罹り易くなるのにね。
治りだって遅くなるし。
軽い鼻水や咳くらいでお休みなんかさせませんから、なにがしかのウィルスが、お子さんの周囲をグルグル回っていることだってありますよ。
SOLANINは長男が1歳、次男と長女は2歳から保育園にお世話になりましたから、未満児がどのくらい感染症に罹るかは、身をもって体験してますからね。
まして、途中入所の0歳児でしょう?
下手すりゃ毎週小児科通いしつつ、保育園にお薬持参で、それこそ薄氷を踏む思いで、出勤しなくちゃなりませんわな。
子供が病気になったら、大事な仕事に大穴空けてしまうのは、確実ですな。
お母さんが仕事を続けることは、もちろん家族や職場の理解と協力が必要ですが、
わが子が健康でいてくれればこそ・・・なんですね。
これまでずっと自宅にいて、初めての赤ちゃんならば、大きな病気なんてしませんからねぇ。(二人目以降は、上の子が園や学校から、何やかやと”仕入れて”きます。)
せいぜい、軽い風邪か突発性発疹くらいでしょうから、イメージがつかないのかも。
でも、はっきりと言えることは、仕事復帰されたお母さんがどんな形にせよおっぱいを続けることは、離れて過ごすわが子に『免疫の護符』を持たせているようなものなんですね。
お母さんの方から易々と手放してはいかんのです。
(以下続く)
« おっぱいとお薬その29『アプレゾリン®』(改訂版) | トップページ | 高級獣毛歯ブラシって良くないんです!(改訂版) »
「☆断乳は反対!」カテゴリの記事
- 自己流断乳は危険です。その5(2015.05.13)
- 自己流断乳は危険です。その4(2015.05.11)
- 自己流断乳は危険です。その3(2015.05.09)
- 自己流断乳は危険です。その2(2015.05.07)
- 自己流断乳は危険です。その1(2015.05.05)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント