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2013年1月21日 (月)

おっぱいとお薬その21『ニチファーゲン®』(改訂版)

『ニチファーゲン®』というお薬はB型肝炎の治療薬として処方されますが、いわゆるグリチルリチン製剤です。
つまり、B型肝炎治療専門というわけではなく、慢性的な肝機能の改善のために処方されるお薬としてスタンダードなものであり、湿疹・皮膚炎・口内炎の際も処方されます。

そうそう、『ニチファーゲン®』は、小児ストロフルスという病気にも処方されることがあります。
乳幼児期に虫刺されのあとに生じる、痒みの強い漿液性丘疹(しょうえきせいきゅうしん)を主な症状とする病気です。
季節的には、昆虫の活動が盛んな春から夏に多くみられます。
小児ストロフルスは、数ヶ月の赤ちゃんでも罹ることがある、皮膚トラブル系の病気の一種です。

ですので、お薬の添付文書の決まり文句はともかくとして、授乳中に服用されても、特に心配のないお薬だと思われます。

最新のデータは下記ウェブサイトをご参照くださいね♪
国立成育医療センター「ママのためのお薬情報」
http://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/index.html
大分薬剤師会「母乳とくすりハンドブック」
http://www.oitaog.jp/syoko/binyutokusuri.pdf#search='%E6%8E%88%E4%B9%B3%E8%96%AC%2C%E5%A4%A7%E5%88%86'

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