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2013年1月23日 (水)

おっぱいとお薬その23『ラキソベロン®』(改訂版)

『ラキソベロン®』というお薬は、緩下剤の一種、先発薬としての代表名的お薬です。
後発薬としては、『ラキソセリン®』『ピコスルファートナトリウム®○○』(○○の部分は製薬会社名が入る)等がありますね。
そう言えば、緩下剤としては過去記事に『マグミット®』というのも書きましたね。(覚えておられますか?)
薬剤分類としては異なりますが、これも授乳中に内服しても、差し支えないお薬です。

臨床的にはどのような場合に処方されるのでしょうか?
『マグミット®』では便秘が改善しにくい場合に処方されているようです。
併用されることもあります。
産後便秘が続くと、痔になることがあります。
授乳中は多く水分を摂取していても、その大半はおっぱい用に供されるので、水分の摂取にも気をつけましょうね。
そうそう、どうしようもない場合は、緩下剤に頼らざるを得ないですが、それ以前に、お食事によるコントロールは欠かさないでくださいね。
いわゆる普段から便秘症の女性の食生活を聞くと、(本人は無自覚ですが)客観的にみれば、やはり質・量ともに野菜不足が伺えます。
野菜料理と言えば、生野菜か温野菜のサラダしか食べない方。
最悪なのは野菜ジュ―スとサプリメント類で済ませている方も珍しくありません。
煮豆や炒り豆、干しワカメの振りかけ、牛蒡や蓮根等の根菜類の煮物、蕗やインゲンとガンモの炊き合わせ、里芋の煮っ転がしなんて作ったことも食べたことも無いって方、最近の若い女性には多いですな。(困)
今更ながらですが、食生活を整えることは、これから離乳食を開始する赤ちゃんの食育にも影響しますから、心してくださいよ。

さて、『ラキソベロン®』を服用すると、赤ちゃんが下痢になるのではないか?と、心配されるお母さんがおられますが、このお薬はおっぱいの中には検出されないか、万一検出されても、0.5μg/ml以下の検出限界以下の濃度であるとの海外での調査報告がありますので、その点については、ご心配には及びませんよ。(笑)

そもそも、おっぱいだけを飲んでいる時期の赤ちゃんのうんちはユルくて当然ですからね。

最新のデータは下記ウェブサイトをご参照くださいね♪
国立成育医療センター「ママのためのお薬情報」
http://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/index.html

大分薬剤師会「母乳とくすりハンドブック」
http://www.oitaog.jp/syoko/binyutokusuri.pdf#search='%E6%8E%88%E4%B9%B3%E8%96%AC%2C%E5%A4%A7%E5%88%86'

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