断乳を焦るお母さん3
生まれてこのかた、お母さんが大好きで、毎日何度もおっぱいを飲んできたのです。
初めてのお子さんならば、尚のこと、日中何時間もお母さんと離れることなんて、殆ど経験が無い筈です。
なのに、ある日お母さんが何処かに行ってしまう。
子どもは(特に赤ちゃんに近いほど)暦なんて関係ないのです。
それは大人の都合に過ぎないんです。
寂しくて、悲しい想いをするのです。
そりゃあ、少しずつ、保育園には慣れますよ。
ウチにはないおもちゃがあって、お友達がいて、色々な遊びを楽しんで、みんなと同じおやつやお給食を食べて、お昼寝して・・・
保育士さんっていい人なんだな、優しいんだなということに、気がつきますよ。
でも、いいことばっかりじゃない。
お友達と喧嘩したり、先生に叱られちゃったり、トイレに失敗して情けない気持ちになることだってあるでしょう。
運動会前ならば、お遊戯やかけっこの練習があります。
頑張ってるのにお友達より上手に出来なかったり、負けて悔しい想いを抱えていることだってあるでしょう。
そんな時、お迎えに来てくれたお母さんが抱っこしておっぱいを飲ませてくれたら、子供はモヤモヤした気持ちをリセット出来るんですね。
魔法のように。
お母さんだってそうですよ。
仕事が上手くいかない日だってあります。
お客さんからクレームがあったり、書類をうっかり間違えて上司に叱られることだってあります。
早く帰りたいのに、余計な仕事を押し付けられることだってあります。
訳の分からないズブズブの濡れ衣を着せられることだってあります。
旦那さんと言い争いになることだって、義母とバトルの火ぶたが切って落とされることだってあります。
そんな時、抱っこしたわが子が安心しきった表情で、おっぱいを飲んでいるのを見ると、自分のささくれ立った気持ちが癒されます。
お母さん自身が、おっぱいで気持ちのリセットが出来るんですね。
簡単に手放すようなことじゃないと思いますよ。
あまりにも勿体ないですよ。
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