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2013年1月 4日 (金)

おっぱいとお薬その4『パルミコート®』(改訂版)

『パルミコート®』って何のお薬か聞いたことが、ありますか?

「知らない?」
・・・ということは、このお薬を使わなくていい方だからそれでいいです。

「知ってる!」
・・・ということは、このお薬がないと、大変なことになる方ですね。

いったい何のお薬なのか?
それはですね、喘息発作が起きた時のステロイドの吸入薬なのです。

一昔前までは、喘息は「つ」のつく子供の病気と言われてきました。
(ひとつ~ここのつ・・・までの小児のことを指す。)
アレルギーマーチの行き着くところとも言われました。

でも、最近は成人になってから発症する方も少なくありません。
決して侮ってはいけない、生命に関わる病気です。

確か2007年にスウェ―デンで行われた薬物効能試験で安全性が明らかになりました。
お母さんに喘息発作が起きて、パルミコートを吸入して症状を抑えたとします。
その際、検査したところ、母乳中のお薬の濃度は母体の血中濃度よりも低く、赤ちゃんの血中濃度は検出限界値以下であることが判明したのです。
「授乳中にステロイドを使うのは避けなくては!」と、辛い発作を堪えていた母乳育児中のお母さん、このお薬は赤ちゃんに支障をきたしませんから大丈夫なのですよ。

ちなみに、同年の国際ラクテーションコンサルタント協会の年次総会でもこのことは発表されました。
もしも、このことをご存知ないドクターがおられたら、教えてあげてくださいな。

最新のデータは下記ウェブサイトをご参照くださいね♪
国立成育医療センター「ママのためのお薬情報」http://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/index.html
大分薬剤師会「母乳とくすりハンドブック」
http://www.oitaog.jp/syoko/binyutokusuri.pdf#search='%E6%8E%88%E4%B9%B3%E8%96%AC%2C%E5%A4%A7%E5%88%86'

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☆おっぱいとお薬」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
先月第三子を出産してからこちらのブログを拝見させていただいています。
三人目ですが、いろいろと再確認したり初めて知ることがあったりと母乳育児をするにあたり毎日とても助けられています。ありがとうございます。
今回の記事のパルミコートのことですが、私は喘息持ちで8年前の第一子妊娠中から処方されており、それ以来今まで毎日使っています。記事中に、喘息発作が起きたときに使用する薬であるように記載されていますが、少し違います。
パルミコートは発作が起こらないようにコントロールするための薬です。継続して使用することが必要です。発作が起きてしまったときにはメプチンエアーという吸入薬や、ホクナリンテープを処方されます。(妊娠中・授乳中も使えます。)
SORANINさんはご存知でしょうし、失礼かとも思ったのですが、喘息持ちからすると結構大事なことなので、コメントさせていただきました。
これからも楽しみにしています。寒い毎日ですが、ご自愛ください。

7ヶ月の子がいます。
私は大人になってからの喘息で、10年ほどですがパルミコートを使っています。
kaorinnさんのおっしゃる通りと理解していますが、私の場合、メプチンエアーやホクナリンテープでの副作用があるため、発作時もパルミコートの量を調節することで対応しています。
そういう意味では、発作時にと言ってもいいかもしれませんが、基本はやっぱり、発作を起こらないようにコントロールする薬かと思います。

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