おっぱいとお薬その5『経口避妊薬』(改訂版)
いわゆる、おっぱいを分泌するホルモンと、擬似的に妊娠状態を作り出すホルモンはベクトル的に真逆の関係にあります。
授乳中に経口避妊薬を内服すると、おっぱいの分泌が低下しますから、おっぱいをあげているお母さんには最も合わない避妊法です。
よんどころない事情があっても、通常母乳育児中で産後6ヶ月までに処方されることは無いお薬だと思われます。
将来、経口避妊薬を使用することがあるかもしれませんが、授乳中に使用するお薬ではないということは確かです。
くれぐれも避妊の方法の選択を間違えないようにしましょう。
最新のデータは下記ウェブサイトをご参照くださいね♪
国立成育医療センター「ママのためのお薬情報」http://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/index.html
大分薬剤師会「母乳とくすりハンドブック」
http://www.oitaog.jp/syoko/binyutokusuri.pdf#search='%E6%8E%88%E4%B9%B3%E8%96%AC%2C%E5%A4%A7%E5%88%86'
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