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2013年1月16日 (水)

局所麻酔をかけた後はおっぱいはNGなの?(改訂版)

産後の生活の中で、縫合しないといけないような怪我はあまりしないと思いますが、上にお子さんがおられる方ならば、屋外の行事や遊びに付きあっているうちに怪我をすることはないとは言えませんね。

一昨年でしたか・・・授乳中のお子さんを含む家族で釣りに出かけて、岩場で転んで脚に怪我をして外科にかかって裂傷の縫合をしてもらったお母さんがおられました。

外科のドクターからは、「麻酔ナシで縫うような野蛮なことは出来ないから、局所をかけますが、おっぱいはしばらく飲ませない方がいいと思いますよ。」と言われて困り果てて、SOLANINの勤務先にお問い合わせをされてきました。

昨日は「かかりつけの歯科で(お母さんの歯の)神経を抜かなくてはならなくなって、歯科のドクターから局所のお薬がおっぱいに移行するから授乳は出来ないと言われましたが、どう対応すればいいのでしょう?やはり搾って捨てなくてはならないのですか?ウチは双子なので搾ると言っても量がハンパないし、おっぱいが大好きなので、ミルクは飲まないし離乳食はまだの時期なんです。」という電話がかかってきました。

局所麻酔のお薬は確かにおっぱいに移行することはあります。
でも赤ちゃんの健康を損なうことは心配ないのです。

どうしてそう言えるのか?
出産された時のことを思い出してください。
会陰部が切れたり、会陰部に切開を入れられたお母さんはかなりの割合でおられるかと思います。
その時もしくは縫合の際には局所麻酔薬を使用します。

SOLANINの勤務先に限らず赤ちゃんは生まれたら直ぐにカンガルーケアされている病産院は多いと思います。

赤ちゃんは生まれて間もなくお母さんのおっぱいに吸い付き飲みますね。

そんな段階でも大丈夫なんです。

「局所をかけたからおっぱいは飲ませられない。」ということはないのだということが、お分かりいただけましたね?

恐らく母乳育児に熱心に取り組む産婦人科や小児科以外の科のドクターは、ご専門領域が異なりますから、「お薬の添付文書棒読み」若しくは「なにかあっては大変だから」ということで、ダメダメと仰るのだろうと思われます。

『ホンマにアカンのかいな?(=本当にいけないのでしょうか?)』と心配なお母さんは、しかるべきトコロで是非確認をしてくださいね。

*もちろん産婦人科や小児科以外の科のドクターであっても、ご自身や奥様が母乳育児実践者であれば、(特に山あり谷ありを経験しておられれば)そうでない場合よりも持っておられる情報量が桁違いに多いですから、そういうドクターの仰ることは間違いないと思います。

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☆歯科・口腔ケア関係」カテゴリの記事

コメント

局所麻酔、よくよく考えれば分娩時使うこともありますから移行を心配するほどではないんですよね。
一昨年、歯科治療(埋没した親知らずを引っこ抜き、取れてしまった一番奥の歯部分へ移植)した際担当したドクターは、SOLANINさんと同じことをおっしゃってました。
ただ、もしかしたら味が一時的に不味くなるかもしれないから、気になるようなら数時間程度飲まさないほうがいいかも、、、ということも言われましたが、娘は気にせず飲んでました(^_^;)

どんなに話して聞かせても、逆子体操を欠かさずしても、逆子ちゃんのままだった娘は、帝王切開で産まれました。
そこは、切開するまでは局所麻酔なので、娘の顔は見られたのすが、縫合時は全身麻酔だったため、娘に会えたのは翌日の夜でした。しかも、ミルクを飲まされていました(T_T)
訴訟や事故が起きないようにと、慎重を期しているようでしたが、その時のことが悔やまれてなりません。
ただ、なんちゃってなので、局所麻酔であっても、カンガルーケアはさせてもらえなかったと思いますが。
ひとりの心ある助産師さんが、追試で授乳指導をしてくださり、退院後はなんとか完母できています。
もう後悔しないように、勉強不足だった自分を反省し、記事を読み返しては復習しています。
(つい最近も、3、4ヶ月検診で、トンでもDr.に遭遇しましたが、記事のおかげで狼狽えずにすみました)
お忙しいと思いますが、ご自愛なさってくださいね。
毎日楽しみにしています。
長文のつぶやきを失礼しました。

20年くらい前に治療した虫歯の詰め物が取れてしまい歯科に行くと、
中が虫歯になっていると言われました。

以前、育児マンガで虫歯治療の麻酔のため3日断乳しているのを読んだことがあったので、
麻酔NGと思い込んでいたのですが、
歯科医には「母乳でも、産後数か月とかは体調に配慮が必要だけど基本大丈夫だよ」
と言われ、念のためこちらで調べてから!と思って参りました。
大丈夫なんですね!よかった!

花粉症の季節も、偏頭痛がひどいときも、快適な母乳ライフを続けるには
母乳OKの薬との付き合いが本当に大事だなと感じています。

授乳中は薬NGの先入観が根強いですが、
こちらのブログで根性に頼らなくてもいいことを知り、光が差して見えました。
あらゆる角度からの母乳育児支援、とても心強いです!!

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