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2013年1月25日 (金)

多分一番円満にフィナーレを迎えられる卒乳・自然卒乳

年齢にかかわらず、自然にお子さんからおっぱいを飲まなくなる、生活に溶け込んでいたおっぱいがなくなることを、自然卒乳といいます。

夜間のおっぱいは個人差があるものの、3歳を越えると殆どのお子さんは飲まなくなります。
どうしてもほしい時だけ飲みに来るのですね。

『お母さんが無理やり止めたりしない。』
『お子さんが自分から離れていくまで待ちましょう。』
『お子さんが欲しがるなら気持ちを汲んであげましょう。』・・・という考え方です。
ラ・レーチェ・リーグやユニセフ、日本母乳の会などではこういう捉え方を推奨しています。

乳房のケアもこれといって必要ナシなので、お母さんはラクだど思います。

お子さんもストレスフリーなので、可能であれば、私もこれがいいと考えます。
ちなみにユニセフの調査によれば世界平均の卒乳時期は4.2歳とのことです。

えぇぇぇぇ~!   
びっくりしたでしょう?

これまで、わが国では早期離乳の考え方が頭から離れない方々が子育て情報を発信していたので、『早く、断乳しないと、自立しなくなる。』『甘えん坊になる。』『虫歯になる。』『発達が遅れる。』『1歳過ぎれば栄養なんかなくなる。』『離乳食が進まないのはおっぱいのせい。』などと、まことしやかに言われていました。

でも、そんなことは医学的根拠のないことが判明してきました。

無理やりおっぱいを止めるのは、お子さんを傷つけることもあることも分かってきました。
私が出産した頃は、恐らく国内ではそういう考え方を発信する方が存在しなかったので叶わなかったけれど、もう一人でも産んで育てられるのならば、是非そうしたいですね。

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コメント

お久しぶりです。きです。
本日、息子が1歳を迎えることができました。

昨日、病院にてオムツなしで体重を計測したところ7950グラムに!身長は73センチになっていました!

低体重児として生まれてきた息子がこんなにも大きくなることができ、またSOLANINさんのおかげで母乳育児を楽しんで現在も行えてること、とても感謝しております。本当にありがとうございました。
そして、今後もこのブログにお世話になりながら母乳育児を楽しんでいこうと思います♪

また、離乳食も進み、母乳も以前ほどは飲まなくなったことにより生理も久しぶりに再会しました。これはダンディムの可能性が!!と私は心躍らせています(笑)


まだまだ寒い日が続きますので、どうかご自愛ください。それでは、また。

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