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2013年1月24日 (木)

乳幼児の虫歯予防に対するSOLANINの想い。(改訂版)

乳幼児の虫歯予防に対する想いは人それぞれです。

流石(さすが)に我が子の可愛い乳歯が虫歯だらけになってほしいお母さんは居ないでしょうが、几帳面な内容の記事には、必ずと言っていいほど、「虫歯になったら治療を受けて、おっぱいは続けたらいいじゃない。」「一般には○○すると虫歯リスクが高まると言われているけれど、ウチの子は全然大丈夫だったけど。」「集団生活をすると、虫歯持ちのお子さんと同じおもちゃを舐めたり、同じコップで飲んでしまったりということは避けられないので、神経質になっても仕方がない。」「祖父母との人間関係に支障を来たすほど厳格な対応をするのは如何なものか。」等々の大らかなご意見を頂戴することがあります。

しかし、SOLANIN自身は、やはり大らかなご意見に賛同できません。
乳幼児は、病気に対する予防や治療に関して、自己選択や自己判断が困難だからです。

また、世の中には防ぎようのない病気もありますが、予防ができる病気もあります。
虫歯は後者です。
明らかに予防ができる病気のひとつだからです。
そして、お母さん・お父さんを含む、乳幼児の周囲の大人達の協力度(温度差)によって、罹患率が変わってくることも否定できないからです。
乳幼児の虫歯は乳幼児の自己責任で処理できるものではありませんからね。
その点はご理解いただけるかと存じます。

SOLANINは、記事の内容を読者のみなさんに押しつけるつもりはありませんが、「我が子を虫歯にしたくない。どうすれば予防できるか?」という真っ当な願いや「長期授乳は虫歯の元凶と決めつける医療者が多い中、子どもの歯を虫歯から守りつつ、おっぱいライフを楽しむにはどうしたらいいか?」という切実な悩みを僭越ながら解決して差し上げたい、「こうすれば効果があるよ。」ということをお伝えするのが使命だと思っています。

その想いの源は、やはり、自身の虫歯経験にあります。
年長児の頃、虫歯が痛くて泣いたことや、2回目からは、ひとりで保険証持参して治療に通い、キーンガリガリの音と振動と痛みにひとりで耐え続けたことです。

・・・今では考えられませんが、そういえば昔は年長児がひとりで歯科受診しても、受付嬢からも待合室の患者さんからも何も言われなかったですな・・・

SOLANINは、我が子には自分と同じ経験をさせたくないという信念があり、出来る限りの虫歯予防はしたかったので、歯科・口腔ケア関係に詳しい(?)助産師になったのだと思います。
未だかつて、助産師の集まる場に出向いても、自分よりこの方面に詳しい助産師に出会ったことが無いですから。
その持てる知識を自分だけに留めるのではなく、広く読者のみなさんにお役立ていただけたら~という一念でこうして記事を書いている次第です。

出来る限り良い習慣は続け、良くない習慣は改め、これからも我が子の可愛い乳歯を守ってあげられたらいいですね。

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☆歯科・口腔ケア関係」カテゴリの記事

コメント

まさに今日、1歳の息子がフッ素塗布の為歯医者デビューし
『母乳ですか?授乳のせいでA〜Eまで全て虫歯になっている5歳の子がいます。なので夜間や長期授乳は止めて下さい』
と言われて来た所でした!こちらで勉強していたので適当に流しておきましたが
やはりこういう事をおっしゃる先生は多いんだと再認識しました。
これからも定期的にフッ素をしてもらったり、感染予防をしたり気を付けてあげたいと思います。

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