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2013年2月 8日 (金)

おっぱいとお薬その39『アスピリン®』(改訂版)

妊娠中に『アスピリン®』を処方され内服の必要があるとしたらIUGRで、血流をサラサラにして、おなかの赤ちゃんに必要な栄養等を少しでも多く送るためですが、産後に処方されるとしたら、それはお母さんに血栓が出来た際の治療、つまり血小板凝集抑制のためです。
一般的に『アスピリン®』は赤ちゃんのサリチル酸の血中濃度が高くならないか要注意という風に言われています。

これまで『アスピリン®』を内服していたお母さんで、1981年にアメリカで1例だけですが、生後16日目の女児が代謝性アシド―シスになったという報告がありますが、この症例はお母さんがリウマチによる関節炎のため『アスピリン®』を4時間毎に648mgずつ内服していたことが発現機序と考えられました。

しかしながら、通常、アスピリンの母乳への移行量は0.04%です。
血小板凝集抑制のためお母さんが服用する量が100~300mg/日であれば、授乳には差し支えないと言われています。

そうそう、『バイアスピリン®』と『アスピリン®』の違いは何かと申しますと、成分である“アセチルサリチル酸”は同じなのですが、『バイアスピリン®』の方が容量が少ない(『アスピリン®』の1/3~1/4の量)ということです。

尚、『アスピリン®』は風邪薬と一緒やインフルエンザかもしれない場合は服用すべきでないお薬と言われています。(ライ症候群との関連性)
『アスピリン®』の服用のポイントは、「何の目的で」「どのくらいの量を」服用するかということなんですね。

最新のデータは下記ウェブサイトをご参照くださいね♪
国立成育医療センター「ママのためのお薬情報」http://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/index.html
大分薬剤師会「母乳とくすりハンドブック」
http://www.oitaog.jp/syoko/binyutokusuri.pdf#search='%E6%8E%88%E4%B9%B3%E8%96%AC%2C%E5%A4%A7%E5%88%86'

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