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2013年2月12日 (火)

かなり怖いヒトパルボ ウィルスB19。(改訂版)

伝染性紅斑(=りんご病)という病気があります。
症状は両方のほっぺたが少し盛り上がったように赤くなるというものです。
発熱も殆んどなく、あっても微熱程度です。

感染力のある時期は発疹の出る1週間前で、発疹が出る時期にはヒトには感染ることがないので、特に学校や仕事を休む必要はありません。

お風呂に浸かったり、日光に当ったりしてカラダが暑くなると痒みがでることがあります。

大抵は子どものうちにいつの間にか感染し、終生免疫を獲得するので、大人になってから、どうのこうのということはないのですが、稀に免疫のない妊婦さんが12週~20週頃に感染すると、ヒトパルボウィルス(以下B19 とします。) はおなかの赤ちゃんの赤血球を破壊する作用があるので、貧血になったり、胎児水腫という重い病気になりやすく、注意が必要です。

SOLANINが昔々
出会った方は、保育士さんだったか幼稚園教諭だったかをされていた方で、当時園内で流行していたりんご病の園児から感染した(であろう)妊婦さんでした。
残念なことに、おなかの赤ちゃんは胎児水腫になられ、不帰の人となられました。(涙)

この病気はまだ、特効薬もワクチンもありません。
自衛手段があるとしたら、初回妊娠までに感染し、免疫を獲得しておくくらいです。

気になる場合は妊娠の有無に関係なく、産婦人科受診しなくても、近医でお願いすれば、抗体価を調べてもらうことはできます。(採血結果は直ぐには出ません。抗体価の検査は、大抵は出入りの検査業者さんに委託≒外注(がいちゅう)なので、1週間前後は待たなくてはなりません。)

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