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2013年2月17日 (日)

おっぱいには炎症性腸疾患に対する発症抑制作用がある!

母乳で育った赤ちゃんは感染症に強いというのは周知の事実ですが、炎症性腸疾患の発症を抑制することが示唆されていることをご存知でしょうか?

此処で言うところの炎症性腸疾患とは、潰瘍性大腸炎やクローン病のことです。(それがどういう病気なのかと言うことは、この記事では割愛させていただきますが、気になる方は検索してくださいね。)

母乳をあげずに全くの完ミである赤ちゃんと、1年間母乳を飲んでいた赤ちゃんとを比較すると、大きくなってからこれらの病気に罹る確率が1/10~1/5にまで低下します。

もしかしたら読者さんや読者さんのご身内、ご友人の中にもこれらの持病がある方もいらっしゃるかもしれませんね。
これらの病気がどんなに辛い病気かということは、闘病中の方は日々より一層強く感じていらっしゃるかと思われます。

寛解(かんかい)の状態がずっと続いてくれたらいいのですが、増悪して入院しなくてはならなくなれば、学業も仕事も家庭も・・・大変なことになりますからね。

勿論これらの病気には新しい治療法が色々出てきてはいるものの、最初からならずに済めば、こんな有り難いことはないですよね?

母乳をあげることで、我が子がこれらの病気を発症するのをかなりの確率で抑制出来たら、それは素晴らしいことです。

赤ちゃんのお母さん!
おっぱいあげるのに、しんどいこともあるかもしれませんが、あなたが我が子に飲ませてあげるおっぱいには、お金では買えない&頑張るだけの価値がありますよ。

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