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2013年2月 3日 (日)

幼児が空腹感を持たないことの弊害。(改訂版)

空腹感を持たない状態とはどういうことでしょうか?

それは、ダラダラと糖分を摂っているということからきます。
つまり、糖分を含む飲み物(ジュース類やスポーツドリンク、乳酸菌飲料など)やお菓子をいつでも好きなだけ飲みかつ食べる状態です。
おなかが空いていないのに、惰性で口に入れているのです。
ヒトはおなかが空いていないのに、食べると、あまり噛もうとしなくなります。
噛むことが少なくなると、口腔機能の発達が妨げられます。

しかも、ダラダラ食いは、歯の脱灰が助長されます。
歯の再石灰化には、脱灰の2倍の時間がかかると言われています。

乳歯のエナメル質の厚みは永久歯の1/2ですし、その段階に達するまでに、2~3年かかることは、読者のみなさんはよくご存じですよね?

つまるところ、ダラダラ食いは歯の『溶けホーダイ・ダブル』って感じなんですね。

あちゃ~。

この間、仕事帰り(もちろん夕方)の道端で、袋入りスナック菓子を持って歩きながら食べている推定年齢2歳児を見たものですから・・・

お~い。
保護者出てこ~い!!

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