赤ちゃんのネンネしているお部屋、寒くないですか?
新生児は体温調節が未熟です。
そんなことは、とっくに承知していますよ・・・ですか?
まず最初に押さえておきたいのは、新生児の体温(いわゆる平熱)が、36.5~37.5度であることです。
それはみなさんご存知ですよね。
赤ちゃんは暑い・寒いを訴えられませんから、いつも傍に居るお母さんが気にかけてあげましょう。
沐浴の前と、後もう1回くらい(可能であれば半日くらい間隔を空けて)は体温測定してくださいね。
体温を計らない時でも、手首・足首よりも、カラダの中心側(つまり、腕ならば前腕、脚ならば脛や脹脛)を触ってみて、お母さんの手よりも冷たくなっていないか、確認してください。
仮に36.5度以上の体温があっても、それらの部位が冷たかったら、赤ちゃんは不本意にも「寒中我慢大会」に参加していることになります。
速攻で温かくしてあげてくださいね。
将来サッカーでもさせたいくらい脚のよく動く赤ちゃんは布団を蹴り飛ばすので、レッグウォ―マ―をしてあげるのもいいですね。
新生児ちゃんと一緒に退院されたお母さんに是非とも体感していただきたいことがあります。
赤ちゃんとお母さんが過ごすお部屋が暑すぎたり寒過ぎたりしないかということを確認してほしいのです。
寒暖計をチェックするはもちろんですが、退院間際まで着ておられたパジャマをお家に帰って直ぐに着替えてほしいのです。
着替えた状態で「なんだかパジャマ1枚では寒いわね。カ―ディガンか半纏でも羽織りたいくらいだわ。病室は今よりも暖かかったわ。」と感じる場合、ハッキリ言って赤ちゃんのお部屋としては寒いです。
暑がり屋さんのお母さんで、「病室は暑いくらいだったけれど、お家の室温が丁度だわ。」と感じる場合も、赤ちゃんのお部屋としては寒いです。
体感温度に着目してください。
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