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2013年2月 3日 (日)

乳汁貯留腫って?

決して頻繁に見受けられるものではありません。
ただ、助産師としては遭遇したくない、褥婦さんとしてはなりたくないものの一つだと思います。
あおれが「乳汁貯留腫(じゅうにゅうちょりゅうしゅ)」です。
産後乳房うっ積が強くなっている最中に、強い握力で時間を掛けて揉みしだくような乳房マッサージをすると、乳輪の直ぐ奥の方に硬結が出来て、激烈な痛みのせいで直母はおろか搾母も出来なくなります。

日数の経過とともに、乳房うっ積はラクになってくるものの、おっぱいの分泌はシュンとなってしまって増えることは無いし、寧ろ減ってしまうことも多々あります。

最大の対策は予防です。

そもそも乳房うっ積を起こしにくいよう、妊娠中から乳頭・乳輪ケアをすることと、冷えを助長するような生活をしないことです。

それと、授乳スタイルとして、授乳間隔を空け過ぎないこと、産後ケアとして、乳房マッサージをルーチン化している病産院はまだまだ多いと思いますが、少なくとも乳房うっ積状態の褥婦さんには行わないことです。

産後ケアの見直し(ルーチン化を止めるとか、乳房マッサージをするタイミングを変えるとか・・・)も必要ではないでしょうか?
《乳房がパンパンに張って痛いのに、滲むほどしかおっぱいが出ない状態》が乳房うっ積ですから、そのような状態の時には、助産師から「おっぱいマッサージをしましょう!」と、声を掛けられても、断る勇気も必要でしょう。
乳房うっ積が増悪進行した状態の一つの形態が乳汁貯留腫と見做しても外れではないとSOLANINは捉えています。

兎にも角にも、「なってしまった!どうしよう?」の場合は、一時的に乳房全体の冷罨法も止む無しでしょう。

産婦人科ドクターによっては、一時的におっぱいの分泌を止めるはたらきのある服薬を勧められることもあるようです。

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