今度こそ母乳育児★成功のための道筋3(改訂版)
妊娠中から乳頭・乳輪のお手入れをすることです。
ご自分の乳頭・乳輪が正常型かどうか、柔らかさや伸びはどうか、詰まりはないか、まずは助産師に診てもらいましょう。
いつからお手入れをするかは諸説ありますが、私は遅くとも24週(7ヶ月)に入ったら毎日地道にしていくことが必要だと考えます。
正常型であっても、硬く伸びず詰まっていては赤ちゃんは吸い付くことが出来ませんし、おっぱいは出てきません。
反対に正常型でなくても、例えば陥没型であっても、柔らかく伸びて詰まりが除去できていれば、赤ちゃんは乳頭・乳輪に吸い付くことは可能ですし、おっぱいは出てくるのです。
とかく、出産準備といえば、何を購入するかということにばかり目を奪われがちですが、赤ちゃんが普通におっぱいを飲めるようにしてあげることは、金品には換えられない心からのプレゼントなのですね。
乳頭・乳輪の硬さや伸び、乳管開口部の状態は十人十色です。
「いつ」「どんなお手入れを」「何のために」「どうやって」「どのくらいの頻度」でしていけばいいのかということを妊婦検診などの機会に教えてもらうのです。
母乳育児を推進している病産院ならば、きちんと教えてもらえます。
もし教えてもらえなかったら、地域の助産院に出向いてでも教えてもらいましょう。
開業されている助産師は腕に自信があるから、診立ては確かですよ。
ご自分のカラダにかまけることは、赤ちゃんの毎日の食料(=おっぱい)に繋がることです。
これだけは節約するようなことではありません。
自分なりにお手入れができていると自信のある方であっても、ご出産までに助産師に診てもらい、「これでいいですよね?」とダメ出ししておいてくださいね。
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コメント
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妊娠中におっぱいケアしたことないです。完母で1才7ヵ月の子がいますが、どこにも相談できずただただネットで勉強して完母にしました。
産婦人科は産んだら放置でしたし、助産院は敷居が高すぎて、田舎は母乳外来はありません。
よくどうしたら完母になるの?と聞かれましたが、皆さんケアされてたんですね!!私が稀なタイプだったんですね(^_^;)食生活改善ばかりアドバイスしてました。
投稿: りさ | 2013年3月20日 (水) 22時48分