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2013年3月 1日 (金)

おっぱいとお薬その60『メイラックス®』(改訂版)

『メイラックス®』は向精神薬の一種で不眠・うつ・パニック障害等の際に処方されることがあるお薬です。

新生児期の赤ちゃんのお母さんが『メイラックス®』を内服されると、赤ちゃんの体重減少が著明になったり、嗜眠(しみん)状態になったり、黄疸が増強してしまうことが報告されているので、母乳育児を希望される場合、産科入院中はこのお薬は内服されないことをお勧めします。

赤ちゃんの月齢が進んだら、内服出来ないこともないのですが、かなり注意を要するお薬であることは確かです。
理由として挙げられるひとつは、半減期がやたらと長いということです。(平均で5日間を要します。)

「赤ちゃんがぐったりとしている。」
「眠ってばかりいておっぱいを飲まない。」
「うとうとして、おっぱいに吸いつけない。」
・・・ということがあるようでしたら、内服中止するか、内服優先ならその間は止むを得ずミルクに切り替えるかということになります。

内服をしても、赤ちゃんの方にこれらの懸念される問題が発生していなければ、恐らく大丈夫だろうと思われますが、このお薬の性質上、それは希望的観測のようにも思えます。

過去記事にもありますように、比較的安心して内服出来る不眠・うつ・パニック障害のための内服薬で授乳可能なお薬はあるのです。

それらのお薬がお母さんの症状に合うかどうかということもありますが、もしも合うのであれば、お薬の変更をしてもらった方が、おっぱいとの両立に不安を抱えなくて済みますよ。

個人的にはそのほうが、お母さんの精神衛生上、より良いと思いますが。
過去記事できちんとお薬の名前をメモに控えて、受診時にドクターに相談してくださいね。

最新のデータは下記ウェブサイトをご参照くださいね♪
国立成育医療センター「ママのためのお薬情報」
http://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/index.html
大分薬剤師会「母乳とくすりハンドブック」
http://www.oitaog.jp/syoko/binyutokusuri.pdf#search='%E6%8E%88%E4%B9%B3%E8%96%AC%2C%E5%A4%A7%E5%88%86'

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