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2013年3月 4日 (月)

おっぱいとお薬その63『トリノシン®』(改訂版)

『トリノシン®』というお薬の成分はアデノシン3リン酸です。
つまりそれはATP。

高校で生物を学んだことのある方であれば「あぁ~、あれね。」と分かるかと思います。
このお薬を処方されたお母さんが居られまして、お問い合わせがありました。
メニエールによるめまいの方、顔面神経麻痺の方の2名です。

併せて『メチコバール®』も処方されておられました。
『メチコバール®』は過去記事にも出てきたかと思いますが、ビタミンB12製剤で、末しょう神経障害のある場合に処方されますね。『メチコバール®』も授乳可能なお薬でしたね。

『トリノシン®』について色々調べたのですが、典型的な日本的なお薬であることが判明しました。
海外で製造も処方もされることは無いのです。
そのため、授乳中のお母さんに処方された場合のデータはありません。

但し、『トリノシン®』自体はATPですから、組織内に於ける高エネルギー源ということで、危険度も少ないお薬と考えられます。

メニエールは産後にしばしば見られる病気の一種ですが、耳鼻咽喉科のドクターがこれらのお薬を処方されても母乳育児は両立できます。
また、メニエールについては過去記事にもありますように、漢方が処方されることもありますね。
病状によっては
ステロイドが処方されることもありますが、用法用量によっては続けられますから、そのあたりも過去記事をご精読くださいね。

私はいつも申しておりますが、どのお母さんも病気になる可能性はあるのですから、くれぐれも「自分には関係ない。」と読み飛ばさないでください。

いざご自分が病気になって「ドクターから授乳はNGだと言われました。一体どうしたらいいのですか?」とテンパったりしなくて済むように、知識として自分のモノにしておいてくださいね。

最新のデータは下記ウェブサイトをご参照くださいね♪
国立成育医療センター「ママのためのお薬情報」
http://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/index.html
大分薬剤師会「母乳とくすりハンドブック」
http://www.oitaog.jp/syoko/binyutokusuri.pdf#search='%E6%8E%88%E4%B9%B3%E8%96%AC%2C%E5%A4%A7%E5%88%86'

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