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2013年3月28日 (木)

お母さんが蜂に刺された時。

<ご相談内容>
出先で私が蜂に刺されました。

幸い、ショック状態にはなりませんでしたが、念のため受診しました。
診察室。
案の定、授乳中ですというと、「うん。ミルクにしてね」
点滴も打たれ、心も打ちのめされ、娘のもとへ帰りました。
帰ってから、離乳食を食べさせながら、『最強母乳外来』でお薬を調べました。

点滴は、生食溶解液キットH・強力ネオミノファーゲン シー静注20ml・レスカルミン注 5mlでした。
内服薬はアレグラ錠・プロルモン錠でした。
アレグラは、病院で聞いた時から聞いたことあるな~と思っていたのですが
あとのは、検索しても出てきませんでした・・・

とても不安になり、搾乳しておっぱいの生産を守って、試供品でもらったミルクを飲んでもらおうと挑戦したのですが、なにせ飲んだことのないものなので断固、拒否。そりゃあそうだ、と思いながらお散歩をしたり、麦茶を飲ませたり気を紛らわせながら、4時間程、おっぱいなし、というとてもかわいそうなことをしてしまいました。
最終的には、泣く娘に、どうしたらいいかわからずおっぱいをあげてしまいました。

普段は、冷凍母乳をストックしてあるのですが、3日前に主人に預けて出掛けさせてもらったときに飲んでしまって、在庫ゼロだったのです。
緊急時のために作っていたのに、こんなときにストックが無くなるとは・・・
よくわからないままおっぱいを飲ませてしまった自分に自己嫌悪です。。。

幸い娘は今のところ授乳しても何ともないのでよかったのですが、内心、不安でなりません。
主人は、『最強母乳外来』を検索しながら、「ホントに大丈夫なの?、(記事に)載ってないね~。」と心配していました。

ちょっと怒られてしまって、私も凹んでしまいました。
ハチに刺された時にどうしたらいいかなども、親なのですから分かっていないとだめですね・・・本当に深く反省です(*_*)
でも、娘ではなく私が刺されたことだけが、救いでした。
結局のトコロ、これらの処方されたお薬は授乳可能なのでしょうか?

<SOLANINの回答>
出先で蜂に刺されるのは、予想がつかないことだったと思います。
さぞかし驚かれ、痛かったろうと思います。
お嬢ちゃんが刺されなかったのは不幸中の幸いでしたが。
誰も相談者さんを責めることはできないと思いますよ。
念のために受診をされたのは、適切な処置を受けるために賢明な対応でしたね。
しかし、そこで待っていたのはドクターの“決め台詞”だったのですね。(涙)

さて、本題に移ります。
点滴に使用された『強力ネオミノファーゲンシ―®』は、過去記事の『ニチファーゲン®』に類似したお薬で、つまり肝臓障害治療薬です。
虫刺されなのに肝臓?とお思いでしょうが、肝臓の働きは多岐にわたり、その中のひとつが解毒作用なんですね。
蜂に刺されて痛いのは、それは一種の毒だから。
(なので、私の申し上げている意味は分かりますよね?)

『レスカルミン®』は、抗アレルギー薬ですね。
虫刺されなのにアレルギー?とお思いでしょうが、昔から蜂は2回目に刺された時が怖いと言われていますね。
蜂毒は一種のアレルギーです。
(なので、速やかにそれを制圧するために・・・ということです。)

長期連用ではなく、1回だけですから、これもまず問題なしです。
内服に処方された『アレグラ®』は、過去記事に掲載されていますので、説明は割愛します。(授乳中内服しても問題ないことはみなさんご存知ですよね?)
『プロルモン®』は、これまた肝臓障害治療薬ですな。
これは海外では流通していることが稀なお薬で、つまり日本特有のお薬なので、安全性に関する評価というか、データ的なものはこれというものが見つかりません。
断言はできませんが、授乳中に使えないジャンルのお薬ではないので、まず問題なしでしょう。

なにぶん、緊急性の高い受診だったでしょうから、事前に調べるとか備えるとかは出来ない話ですね。

でも幸い、いづれも授乳中の赤ちゃんへの影響を懸念しなくてはならないお薬ではなくて良かったです。
刺された個所の発赤や腫脹や熱感は少し収まってきましたか?
どうぞ、お大事になさってください。

最新のデータは下記ウェブサイトをご参照くださいね♪
国立成育医療センター「ママのためのお薬情報」
http://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/index.html
大分薬剤師会「母乳とくすりハンドブック」
http://www.oitaog.jp/syoko/binyutokusuri.pdf#search='%E6%8E%88%E4%B9%B3%E8%96%AC%2C%E5%A4%A7%E5%88%86'

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