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2013年3月30日 (土)

まだおっぱいしか飲んでいないのに、食物アレルギー?

食物アレルギーでも程度が重いとおっぱいしか飲んでいないのに、症状が出る場合があります。
つまり、赤ちゃんのアレルゲンとなる食物をお母さんが食べたら、赤ちゃんの飲むおっぱいにアレルゲンが出てきたから・・・ということです。
それが判明すれば、お母さんのお食事の内容からアレルゲンを含むものを除去してくださいとドクターが指導されると思います。

酷い場合はアレルギー用の粉ミルクの使用に切り替えを勧められるかもしれませんが、ミルクもまた異種蛋白ですから、やがてアレルゲンになる可能性を想定しておかねばなりません。
軽々しくおっぱいを止めるのでなく、お母さんのお食事の工夫で赤ちゃんの症状が改善することも可能であるということを知っておいてください。

一般的におっぱいの中に出てくるアレルゲンは直接赤ちゃんがアレルゲンを口にするのに比べて1/1万~10万の摂取量に過ぎません。
そんなに少ない量なのに出るのですから、直接食べさせた日にはえらいことになることは誰にでも予測出来ると思います。
勿論、赤ちゃんの発育の過程で検査データが改善してくることもありますから、お母さんが赤ちゃんのアレルゲンとなる食物を食べてもいいかどうかは担当のドクターにお尋ねくださいね。

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