食物アレルギー予防とお食事4(改訂版)
一見全く関係なさそうですが、お砂糖の摂り過ぎはよくありません。
産前・産後のお砂糖の食事摂取基準は20gですから、全く摂取してはいけないというのではありません。
お料理にたんまりとお砂糖を使用する地域にお住まいでなければ、まず大丈夫だと思います。
ただし、清涼飲料水と呼ばれる、ソフトドリンクの類には、結構多くのお砂糖が含まれます。
スーパーには、袋入りの角砂糖が売ってありますが、ちょっと大きいかなというのが、1個当たり3.5gはあります。
カロリーオフタイプでないと、500mlのペットボトルには角砂糖15個分くらいのお砂糖が入っています。
計算すると、52.5gです。
因みに100%果汁の平均糖度は11%です。
果汁の糖分は果糖ですが、お砂糖に近いものと考えてもらって差し支えないものですから、200mlのコップに1杯の100%果汁を飲むと、それだけで、22gの果糖を摂取することになりますから、それ以上飲んでしまったら過剰摂取ということになりますね。
経験的に知られていることのようですが、砂糖の過剰摂取をすることは、大抵の食物アレルギーを悪化させるらしいのですね。
なので、お砂糖の過剰摂取には要注意で、調味料以外の食品や飲料にもお砂糖同様のものが多く含まれているから、そのことは、心に留め置いてくださいね。
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