ベビ待ちの方は、まず歯周病を治しましょうね!
いわゆる専門雑誌をパラパラ読んでいて、「おっ!」と気になったことがあります。
いわゆるべビ待ちさんで歯周病の方は、歯周病でない方よりも、妊娠に至るまでに平均で2ヶ月長くかかるそうです。
昨年オーストラリアの歯科関係の研究者が報告されたらしいのですが。
どの位の相関関係があるのかとか、詳しいデータまでは手元にないのでこれ以上の説明は出来ないのですみません。
はいはい。
そこの反論したいアナタ。
そりゃあ、歯周病でも妊娠できる方は居るし、お口の環境がクリーンな方でも妊娠しない方は居ることくらいSOLANINだって知っていますよ。
そういうことは言い出したらキリがないのでしょうが・・・歯周病の場合、そこから出る毒素やホルモンや免疫のバランスへの影響が、べビ待ち不首尾に何の影響もしないと断言できないと言いたいわけです。
色々頑張っているのに、なかなか・・・というアナタ。
もしかして、お口の環境に問題が潜んでいるかもしれませんよ。
どのみち、お口の環境が悪いと、妊娠しても色々経過に支障を来たすことがありますからねぇ。(百歩譲っても逆は無いですからなぁ。)
歯周病だけじゃなくて、お母さんのお口の虫歯菌が多いと、生まれてくる赤ちゃんの虫歯リスクも高くなったりしますからねぇ。
妊娠中に歯科検診や歯科治療を受けられることは以前から強くお勧めしていますが、その前に妊娠前からお口の環境を整えること、必要とあらば治療に踏み切ることは、きっとメリットがあると思います。
歯科には具合が悪くなってから渋々行くのではなく、普段から行きつけて、予防重視と先手必勝で臨んでいただきたいですな。
« 態癖(たいへき)って知ってますか?(改訂版) | トップページ | お母さんがお子さんに言い聞かせ納得してもらう卒乳3 »
「☆SOLANINの知恵袋・提案」カテゴリの記事
- 混合栄養の方は母乳石鹸の作成は不可能なのか?(2015.10.27)
- 3ヶ月以上経過した冷凍母乳は廃棄するしかないのか?(2015.10.25)
- 月経再来しても慌てないでね。(2015.01.12)
- 開通すれば分泌は変わる!(つづき)(2015.01.10)
- 開通すれば分泌は変わる!(2015.01.09)
「☆歯科・口腔ケア関係」カテゴリの記事
- アマルガム除去前後はHgの影響を考えてミルクにすべき?(2016.06.29)
- 妊娠性エプーリスってご存知でしょうか?(2016.04.25)
- 寝技で仕上げ磨きは止めましょう!(2016.02.17)
- M I ペースト使用開始のタイミングは?(2015.04.17)
- 上の子が虫歯有(治療済)、タンデム授乳はどうすれば?(2015.03.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント