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2013年3月21日 (木)

おっぱいの出ない体質ってあるの?(改訂版)

前回の出産の際、「おっぱいが出ませんでした。」という他院出産のお母さんにしばしば遭遇します。

では、ホントにおっぱいの出ない体質なんてあるのでしょうか?

あるとしたら、乳腺組織の欠損か乳腺組織の発育不全が挙げられます。

でも、これはレアケースではないかと私は思います。

他に考えられることがあるとしたら、ホルモンバランスの異常でしょうか?
例えば出産の際大量出血(産科的には出血多量の定義は産後2時間までの出血量が500ml以上であればそうだとされますが、ここで私が申し上げるのはかつてSOLANINの勤務先で実際にあった2000~5000mlといった超大量出血のお母さんのことを指します。)であると、下垂体機能不全という状態になります。

そうすると、おっぱいを造るホルモンである「プロラクチン」やおっぱいを射出するホルモンである「オキシトシン」がさっぱり出てくれない状態になることがあります。

そんなアクシデントでも発生しない限り、大抵ナンとかカンとかしているうちにおっぱいは出てきます。

つまり、元々おっぱいが出ない体質ではなく、二次的な要因で分泌不全になることがあるということです。

具体的には新生児搬送による母子分離や病産院の授乳スタイルが母子異室で頻回直母が実践で出来ない、赤ちゃんが下手っぴちゃんで乳頭刺激が上手くいかない(=効果的な吸啜が出来ない)、しかもスタッフのスキルが低くて効果的な授乳介助が出来ない、お母さんがお食事をまともに摂取しない、乳汁分泌を抑制するようなある種のお薬を内服している、身体的・精神的ストレスがキツい・・・等が挙げられます。

なので、想像以上に出産する病産院選びは大事ですし、妊娠中の体調管理も大事なのですよ。

(もちろん、超大量出血になってもおっぱいの分泌が信じられないくらい良好な方もおられますからイコールではありませんが・・・)

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☆妊娠中にしておきたい心と体の準備」カテゴリの記事

コメント

私は26w3d、736gの女の子を出産しました。
もちろん母子分離でした。
娘は生死の心配から始まり、体の機能など次々に心労がありました。
こんな最悪の状況でも母乳は出続けてくれました。
1滴もミルクを口にする事なく、11ヶ月になりました。
私が出産した病院はBFHです(o^-^o)
そのためか、母乳のいい所、小さく産まれた娘には唯一の無害な物であると説明を受けました。
母乳育児を続けるに当たりバックアップもしっかりしていました。
3ヶ月半で退院した際、1滴もミルクなしで母乳だけで退院できた子は他にいません!と褒めてもらいました☆
それはこのブログに出逢えた事も重要な事でした♪
ありがとうございます!!

先日義弟夫妻に子供が産まれたので面会に行くと、
母乳は出ればでいいので。という方針の様で、4日目にして全く母乳が出ないと言っていました。
同室じゃないし…病院って色々やなと初めて感じました。
娘が保育器の中で、母乳の素晴らしさを教えてくれました。
たくさんの人に教えてあげたいです!!

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