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2013年3月13日 (水)

フォロミを飲んだらアタマの良い子になる?

『最強母乳外来』の読者さんで、暫く前にかかりつけの小児科ドクターから「フォローアップミルク(以下Fと表記します。)は飲ませてあげてね。アタマの良い子になるから。」とアドバイスされたお母さんがいらっしゃいました。

普段掛かりつけでお世話になり、診断にも治療にも全幅の信頼を寄せておられるようで、それだけにこの発言には困惑されたようで、「ホントでしょうか?」と問い合わせてこられたのです。(汗)

以前にも記事の一節で述べましたが、現代の医学部・看護学部で母乳育児について、真っ当な講義がある大学はほぼ皆無です。
元々そういうカリキュラムがないですから。

私が知っている小児科のドクター(つまりBFHかBFHを目指している病院勤務)の方たちで大学は違えど、共通して仰ることは「小児科では病気のことは学んだけど、母乳育児に関することはほぼ皆無で、自分が持つ母乳育児の知識の95%以上は卒業後各種セミナーや文献や勤務先で学び、身に付けたことです。」ということ。

Fはあくまで離乳食における液状部分であり、育児用粉ミルクとは別物です。(つまり、育児用粉ミルクの代替え品に相当するものではありません。)

乳幼児の精神運動発達には鉄分は重要な役目を果たしますが、フツーに離乳食が摂取出来ていれば、鉄分が不足することはまず無く、また、おっぱいには吸収率の良い鉄分が含まれますから、おっぱいを止めたり減らしたりしてあげるものではないと申しておりますが、憶えておられませんかな?

こんなことを言うのもナンですが、病気の診断や治療のスキルが素晴らしければ素晴らしいほど、お母さんたちは小児科ドクターを万能化&神格化されがちです。

しかし、診断や治療のスキルと母乳育児に正しい知識を持っておられるかどうかは全く別の問題なのですね。
そもそもジャンルが違うから、イコールで結びつくものではないのですね。
第一、お薬でもないモノに効果効能をうたうことは、薬事法に抵触することなので、してはいけない筈ですね。

FのCMのキャッチコピーでも「アタマが良くなる。」なんて、絶対に言わない(言えない)と思いますよ。

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