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2013年3月14日 (木)

おっぱいに理解のあるドクターもいらっしゃいます。(某病院呼吸器科)(改訂版)

<ご連絡いただいたこと>
先日風邪を引いた時のことです。
症状が辛く、我が子(もうすぐ8ヶ月)を生んだ総合病院に行きました。
呼吸器科(内科も担当してる先生でした)に通され、「授乳中」だと伝えると、ドクターはパソコンの画面を見ながらお薬を探してくれてました。

なんと!★おっぱいとお薬/番外編で紹介されていた、国立成育医療センターの「授乳とお薬」のページでした。

それに気づいたときはなんだかすごく嬉しくなって、一人「次もこの病院で産もう」と心に決めました(笑)
(実はそこの病院、息子を産んだ頃に産婦人科が再開したばかりだったので、正直そこまでオッパイを大事にしてくれてるとは思っていませんでした。)

<SOLANINからひとこと>
妊娠中とか授乳中の方にお薬の処方を避けたいとお考えのドクターは、正直言ってまだ多数派と思われます。

現時点では、お薬の添付文書にはNGと書いてあるから断乳を勧められるドクターやおっぱいを続けたいならお薬は処方できないとお断りされるドクターに遭遇する確率の方が圧倒的に高いのです。

そういう事情があるので、体調不良の際は産婦人科の受診をお勧めしているわけですね。
けれども、今回はご出産された総合病院の呼吸器科を受診されたところ、幸いにもPCに
国立成育医療センターの「授乳とお薬」のページを閲覧できるようにしておられるドクターに診ていただくことが出来たのですね♪

良かったぁ~!
これが有るのと無いのとでは、大違いです。
こういうドクターもいらっしゃるということは、おっぱいライフを過ごしている母子にとって、大変有り難いことですね。
心強いですよね!

「次もこの病院で産もう」という気持ち、とても共感できます。
ご連絡いただいたことを読ませていただき、私も嬉しくなっちゃいました。

ただ、注意事項として、産婦人科以外の診療科や初めて受診する病院の場合は、可能であれば事前に授乳可能なお薬の名前を調べてからにされるか、それが無理ならば、「先生、国立成育医療センターの「授乳とお薬」のページをチェックしていただけませんでしょうか?」と、一言申し添えていただくことが、赤ちゃんとご自身とおっぱいを守ることに繋がるかと思います。

この記事のSOLANINからの注意事項の部分が、SOLANINの老婆心だねと笑い飛ばせる日が来ることを願って止みません。

最新のデータは下記ウェブサイトをご参照くださいね♪
国立成育医療センター「ママのためのお薬情報」
http://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/index.html
大分薬剤師会「母乳とくすりハンドブック」
http://www.oitaog.jp/syoko/binyutokusuri.pdf#search='%E6%8E%88%E4%B9%B3%E8%96%AC%2C%E5%A4%A7%E5%88%86'

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コメント

こんにちは。
3歳の長男のときからソラニンさんのブログを愛読しております。
現在は4カ月の長女を完母で育てています。

家の近所の内科は、個人医院ですが授乳中でも飲めるお薬を出してくれます。
しかも、PCやファイリングしてある資料を引っ張り出してきちんと調べてくれて、
「薬屋さんは授乳中ダメっていうかもしれんけど、ちゃんと臨床的にも授乳中も大丈夫のが判ってる薬だから安心して飲んでね」
って言ってくれるのでとても信頼できます。

婦人科でも小児科でもないごく普通の内科医院ですが、先生の感じもとても良くいつも分かりやすく説明てくれて診断も的確です。

こんな町医者は稀なんですかね?
おかげで安心して母乳育児ができます。

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