お母さんがお子さんに言い聞かせ納得してもらう卒乳1
思わせぶりな終わり方だったので、次の記事は何が書いてあるのかな~と待っていてくださった読者のみなさん、お待たせしました。
これには様々な事情がある『訳あり卒乳なんだけど、子供の心を傷付けたくない。』というお母さんは必読です。
《ケース1:次の赤ちゃんがほしい》
最近は年々高齢出産の方の割合が増えています。
厚労省は晩婚化を理由の筆頭にあげているようですが、不妊症の方が増加している、若しくは長年の治療の末の妊娠の方が増加しているという印象を受けるのは私だけでしょうか?
色々なチカラをかりて妊娠された方はお母さんは、お子さんが2歳くらいになってもなかなか月経が再来しにくい、月経が再来しても排卵しにくい、排卵しても受精しにくい、受精しても着床しにくい傾向があります。
つまり、不妊治療をスタートするためにおっぱいを止めるしかないという、悲しく切ない状況なんですね。
(あっ、でも奇跡的に体質が変わってあっさり自然妊娠される方もおられますよ。)
だけど、女性のカラダは何歳でも妊娠・出産できる訳じゃありません。
やはり適齢期はあると思います。
また、パートナーの年齢も重要です。
お母さんがお若くても、お父さんとの年齢差大のご夫婦でしたら、相当経済的に余裕がなければ、年金生活に入って、子供が私学理系・ひとり暮らしというパターンになると、悶絶するくらいの学資・生活費が必要ですから生活が超厳しくなります。
そうなると、とても自然卒乳まだ待てないということになります。
1ヶ月くらい仕込み期間が必要(これ以上短縮は無理)ですが、お子さんに真剣に言い聞かせて納得してもらうのです。
一般的に言い聞かせが可能なのは、簡単な単語が複数言えて、大人の言うことも分かり、歩けるようになってからなので、最短で1歳半くらいかと考えます。
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