お母さんがお子さんに言い聞かせ納得してもらう卒乳5
続きを書きます。
④乳房トラブルがないこと
乳腺炎を繰り返したことのあるお母さんは「痛いし、この際止めたら乳腺炎にもカタが付くから合理的ね。」
と、びっくりするようなことを仰ったりします。
乳房トラブルのあるままにおっぱいを止めたら、乳房はしこりだらけになります。
途中から搾っても出なくなりやすいので、そうなると切開しなくてはなりません。
怖すぎです。
万一、乳房トラブルがあれば、しっかり治してからが鉄則です。
(逆に、「乳腺炎も、卒乳も一緒くたにマッサージ出来ますよ~。」みたいなお答えをされる母乳外来や助産院があったとしたら、調子良過ぎ&かなりの眉ツバものですな。)
⑤お母さんの体調を整える
お母さんが発熱したり、下痢したら、水分補給に努めなくてはなりません。でも、仮に「水分摂取だ~。」と、ガブ飲みしたら、乳房がパンパンになってしまいます。
ただでさえ、飲み手がいなくなったら乳房は張ります。
そういう状況で水分の過剰摂取をすると、どうなるか・・・?・・・は説明不要ですよね。
⑥お母さんのお食事の量を減らす
おっぱいの飲み手がいないのに、同じ勢いで食べたら確実に太ります。
しかも、水分よりもメッチャ乳房は張ります。
腕が挙上できない方もおられます。
痛すぎます。
抱っこしてあやすのは、まず不可能になります。
超ヤバいです。
概算ですが、お食事の量は、それまでの3/4程度にとどめてください。
個人差がありますが、1週間~3日前くらいから減食してください。
それくらいのことは当然だと考えてくださいませ。
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