パラシュート反応って知っていますか?(10ヶ月)
10ヶ月健診等の場で、小児科ドクターが赤ちゃんの両腋の下をそれぞれの手で支えるように抱き上げて、上半身を頭から落下させるように抱いて腋の下を支えたとき、とっさに腕が伸び、手が開いて体を支えようとする姿勢をとる)これは神経発達が正常かどうかを診るための方法で、「パラシュート反応」といいます。
10ヶ月頃の赤ちゃんの場合、移動手段は大抵ハイハイですが、つかまり立ちや伝い歩きもボチボチ出来るようになってきているかと思います。
しかし、まだアンヨが覚束ないうちは、転倒することも想定されます。
そんな時、自分で自分を守れるように、反射的に腕をパッと伸ばし、顔から転ばないように、グ○コのシンボルマークみたいなポーズを取れるかどうかチェックされるのですね。
「パラシュート反応」は、ギャン泣き状態中や、物凄い怖がり屋さんの場合、固まってしまい、腕が下がったままになり、反応が出ないこともあります。
気をつけなくてはならないのは、平常通りの環境下なのに、左右シンメトリーに反応が出ないとか、ギャン泣きではないのに、何回試しても反応が出ない場合です。
その場合、「暫く経過を診させてください。」と言われることもあるかと思います。
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