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2013年4月26日 (金)

1~2週間のうちに体重増加度が急減した時は要注意!

従来からの読者さんはよ~くご存知かと思いますが、赤ちゃんの体重増加度は月齢や体格や性別によって異なります。
決して神経質になることはありませんが、それまでずっと体重増加度(つまり発育ペースですな)が順調と言われていたし、大きな病気をした訳でもないのに、僅か1~2週間のうちに一気にペースが急減したら要注意です。
急減には何らかの原因がある筈ですから、お母さんは少なくとも以下に記したことに該当しないかどうか検証してくださいね。

例えば、夜間長寝をするようになったり、昼間も抱っこやおんぶをしていればご満悦で、結果的に授乳回数が減っているのであれば、意識して元の回数に戻す必要性があると思います。

例えば、暫く前まで飲まなきゃ損する位の勢いで毎回ぐびぐび飲んでいたのに、ちょこちょこっと飲んだ程度で「はい、お終い!」と、あっさりし過ぎているようであれば、「遠慮はしなくていいから、さぁどうぞ!」ともう1クール勧めてみましょう。

例えば、お着替えが必要な位ゲボっと吐乳することが、日に2回以上あるようであれば、排気(げっぷ)を確実にさせ、上半身を高くして寝かせるようにしましょう。

例えば、それまで搾乳やミルクの補足を1日200ml以上していたのに、補足量を一気に半減させたり止めたりした場合は、一旦は元の補足量に復旧させてくださいね。

そして、色々検証してみたのだけれど理由が分からない場合は、お母さん一人で抱え込むには荷が重いので、早めに母乳外来か助産院、或いは母乳育児を応援してくれる小児科を受診して対策を練りましょう。

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☆体重増加度関係」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。

妊娠中から最強母乳外来のお世話になっています。
おかげさまで、完母で退院し、分泌過多気味なものの特にトラブルもなく2ヶ月半を過ぎました!
初めての子供でわからないことだらけですが、不安になったときは過去記事を検索して娘と楽しくおっぱいライフを送っています。
SOLANINさん、ありがとうございます!


今ちょうど満腹中枢形成の時期です。
しかし、今まで47g/d(0〜1ヶ月)、35g/d(1〜2ヶ月)、ときていましたが、ここ1、2週間は25g/d前後です。
(ちなみに出生時2610g、2d2516g、5d退院時2642g、28日3790g、56d4750g、63d5050g、70d5220g、77d5410g)
夜長く寝るようになりましたが(長すぎるときは起こしています)、1日の授乳回数、クール数はほとんど変わっていません。


この記事でいう急減というのは、18〜30g/dから逸脱している場合でしょうか。それとも、娘のように10g/d以上増え方に差がある場合も急減と考えた方がいいのでしょうか。

満腹中枢形成でどの程度落ち着くのかわからず、少し不安です。
過去記事も検索しましたが満腹中枢が形成したかはそれとなくわかるというような感じだったので…もし見落としていたらすみません。
数値や目安の記載があればなぁと思いました。
お忙しい中恐縮ですが、ご一考いただけたら幸いです。

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