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2013年4月29日 (月)

2人目の余裕?が落とし穴!

先日他院でご出産された隣町にお住いのKさんというお母さんが♡病院の母乳外来を受診されました。
プロフィールとしては、1人目は女の子・2歳まで完母・自然卒乳・トラブルなし。・・・というご立派な経歴。
今回2人目は男の子・現在4ヶ月・2週間前の健診で、体重増加不良と指摘され、数日間ミルク400ml/日補足しはじめたものの、おっぱいで頑張りたいどうしたらいいか?というご相談でした。

詳しく聞くと、家業手伝いを2ヶ月頃から再開し、家業の忙しさと赤ちゃんが泣いてもおなかが空いたとは思いもよらず、単なるぐずりと思い、乳房が緊満してからがっつりと飲ませればいいと思い、おっぱいの回数が4回/日だったとか。
つまり、2ヶ月までは順調に発育していた赤ちゃんが2ヶ月以降殆んど育っていないという状態でした。
Kさんいわく、自分はおっぱいがよく出るから足りないなんて思ってもいなくて、4ヶ月健診で愕然としたそうです。『赤ちゃんに悪いことをした。』と、涙ながらにお話されました。

案の定、乳管が詰まっていました。
また、ラクな哺乳瓶(母○実○)を使ったせいか、かなりのおちょぼ口になっており、乳頭が発赤していました。
そこで、乳房マッサージをして、コンディションを整えました。
暫くはミルクの補足も止む無しの分泌まで低下していましたので、哺乳瓶の乳首を替えました。(ミルクの補足は計算して300ml/日としました。)
頻回直母の重要性を説明し、最低8回/日は赤ちゃんに吸わせて貰うようにしました。

そして、8日後の4月2日、赤ちゃんの体重増加度は新生児並みに改善していました。
Kさんは結局、ミルクの補足を200ml/日程度に抑えたのに、予測していたよりも2倍の体重増加度が得られ、おっぱいが復活していることが示唆されました。
赤ちゃんのおちょぼ口も修正されてきていました。
家業手伝いの方も、赤ちゃんの発育が大事ということで、免除してもらえるようになったそうです。

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