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2013年4月15日 (月)

体重減少続いているけれど、大丈夫?(生後4日目)

<ご連絡いただいたこと>
上の子は混合栄養でしたが、今回は完母になりたくて、病院選びから妊娠中のケアまで周到に準備したつもりです。
ポジショニングやラッチオンの重要性は理解していたので、助産師さんを捕まえては、直々に指導を受けて、早々に「これでいいですよ。」と言っていただけるレベルになれました。
産後2日目まで未分泌でも諦めず頻回直母していたら、産後3日目にはジワジワとおっぱいが出始めました。
やっと出て来てくれたおっぱいを見て、感動しました。
産後4日目の深夜に哺乳量測定したら、2~4g/回でした。
同じ日に出産された方は、大体20g台/回は飲めていたので、全然少ないですが、漸く量になる哺乳が出来たのだと思うと、嬉しくなりました。
「助産師さんからは1~2日遅れかな?でも、準夜の終わりに生まれたから、(このくらいの分泌でも)仕方ないかな?」と言われました。

但し、「朝の体重測定で、昨日より24g減っているし、減り止まりかなとも思うけれど、おしっこの回数が少ない(生後4日目になってから10時間で2回しか出ていなかった)ので、5%糖水を3時間毎に補足して行きましょうね。」と言われました。
体重減少率は8%だそうですが、ジリジリと減り続けているのは事実だし、もしも脱水とかで赤ちゃんに熱でも出たら大変だし、補足の必要性については、自分なりに納得できました。
直母の後におよそ3時間毎に糖水補足(10~20ml/回)というスタイルで一日を過ごしました。
そして今日で産後5日目に入り、哺乳量測定をしたら18~24g/回にアップしてきました。(ちなみに、幸いにも黄疸値は低い方でした。)
赤ちゃんの体重も昨日から36g増えました。
明日は退院の予定です。(笑)

<SOLANINからひとこと>
今回おっぱいが上手くいきそうな状況にあるのは、母乳育児に理解のある病院でご出産出来たこと、妊娠中のお手入れが出来たことは前回出産との違いだと思います。
新生児の補足に関しては、諸説あり解釈判断が難しいのが実情です。
新生児を診察し、採血をして結果を見て、補足するかどうかを決める病院もあるそうです。過去記事にも書いていますが、経口摂取が上手く行っていれば、完母であっても生後2~3日目には体重減少は収束します。
こちらのお母さんの場合、ポジショニングやラッチオンは助産師がOKを出していたのに、4日目になっても赤ちゃんの体重が減少したということは、やはり分泌が今一歩だったのでしょう。
また、こちらのお母さんは、ご自身のおっぱいの分泌状況や哺乳量、赤ちゃんのおしっこの回数等を冷静にみておられて凄いなと思いました。

WHOとユニセフも、母乳以外のモノを補足するに関しては、「医学的適応」ということを謳っています。
今回はまさにそれだったのだと思います。
生まれた時間が準夜の終わりということですから、心情的にはちょっとは割引して待ってあげたいですが、日齢からみたおしっこの回数が確かに少な過ぎるので、糖水の補足は、止むを得なかったと思います。
その甲斐があったのか、産後5日目のおっぱいの分泌アップペース、急上昇ですな。
ホンマにグレイトですやん!
生下時体重が未記載なのでナンですが、仮に3000gくらいであれば、1回あたりの哺乳量が平均で30g前後で、退院後も頻回直母が出来るのであれば、このまま完母で突っ走れると思います。

待ては海路の日和あり!ですな。

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