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2013年4月 9日 (火)

目玉焼きの白身でみみず腫れ?(生後6ヶ月)

<ご相談内容>
先日誤って赤ちゃんのの頬に目玉焼きの白身(少し半熟&醤油つき)を落としてしまいました。
ほんの少量ですぐにガーゼで拭いたのですが、みるみるうちにみみず腫れになりました。
完全に冷めていたので火傷ではないのですが、濡れたガーゼでもう一度拭いて、少し冷やしてあげると一時間後には跡形もなく消えました。
あせももなく肌はきれいな方で、私が卵などアレルギーの出やすい食材を食べた後(勿論量や回数は減らしてます)に授乳をしても今まで湿疹が出たこともないのですが、今後離乳食を進めていく上で、病院で検査をうけた方がいいでしょうか。
醤油の塩分でかぶれたのか、卵アレルギーなのかよく分かりません。
夫婦ともに食物アレルギーはないのですが、私がアトピーとアレルギー性鼻炎と喘息持ちなので心配です。
素人判断で離乳食を進めていくことに不安を感じています。

<SOLANINの回答>
火傷ではないみみず腫れが少し半熟の目玉焼きの白身がほっぺたに触れたら起きたということは、可能性としては卵白アレルギーかもしれません。
不本意ながらパッチテストをしたことになると解釈できそうです。(汗)

でも、この月齢の赤ちゃんで、半熟の卵白に触れたり食べたりしたら、何らかのアレルギー反応が出ても、おかしくはありませんね。
よく知られたことですが、卵のアレルギーの強く出る順は卵白>卵黄・・・です。
また、調理形態的にアレルギーが強く出る順はナマ>半熟(焼く)>固茹で(煮る・蒸す)・・・です。
そして卵は3大アレルゲンの一種です。

素人判断で離乳食を進めるのが不安とのことですが、基本的に離乳食は穀類やお芋やお野菜中心で開始します。
また、最近の傾向として昔に比べて動物性たんぱく質はゆっくり目にスタートするのがスタンダードです。
おばあちゃん世代が若かりし頃とは異なり、「1歳くらいまでは卵なんて食べさせないわよ。」というのが、フツウなんですね。
なので、あげなければ済むとお考えいただいたらいいのではないかと思います。
もちろん血液検査をすることもいけないわけではないのです。

けれども、これまで完母で、お母さんが特別に食事療法をしておられるわけでもないのに、肌質に問題が無ければ、敢えて血液検査はしなくてもいいのではないか?と思います。
1歳以降で卵解禁にするとしたら、不等号の小さい条件からスタートすればいいと思います。

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☆食物アレルギー関係」カテゴリの記事

コメント

最近の考えとして、”経口免疫寛容”といって口から摂取することで腸の免疫細胞が食物アレルギーを寛解させるという説があり、その考えでは離乳食を遅らせすぎるとかえって食物アレルギーになりやすいというのも聞きました。

『アメリカ小児科学会は2000年に、アレルゲンとなりやすい食品である牛乳・卵・魚・ピーナッツを乳児に与える時期を遅らせるように提言をしましたが、2008年にこれを全面撤回し、「離乳食の開始を遅らせてもアトピー性疾患の発症を予防する根拠はない」と改めています。』
http://www.matsumoto-kodomo-clinic.com/cgi-bin/matsumoto-kodomo-clinic/siteup.cgi?category=2&page=2

『「お子さん自身」に牛乳や卵などの離乳食の開始を遅らせても、牛乳や卵の食物アレルギーの発症を予防する効果はありません。
逆に、離乳食の開始が遅いほど、アトピー性皮ふ炎や気管支ぜん息の発症が多くなります。』   ~国立成育医療センター大矢幸弘先生 講演会より

これらをまとめると、家族歴や実際に症状がひどく出る食物以外は、6ヶ月くらいの離乳食適齢になったらあまり制限することなく与えるのが良い、ということのようです。

論拠が直接拾えなかったのですが、とりあえず参考まで失礼します。

田舎のデグー様

大変興味深く拝見しました。我が家の10カ月の子になかなか卵を与える勇気がなくて、躊躇しています。そろそろ与えてみようかと思います。

以前のようにコメント欄での読者同士の交流が再開して欲しいです。

経口免疫寛容…

それを知ったのが娘が11か月のときでした。それまでは、アレルギーの心配があるものは少しでも遅い方がいいと思っていました。

私にとって一番心配なアレルゲンは小麦でした。というのも、私自身が「茶のしずく」が原因で、2〜3年、顔が腫れ続けてひどいめにあったからです。

小麦は一歳をすぎてから、と思っていましたが、11か月で小麦をあげてみようと、フランスパンを少量あげてみたところ、湿疹がでてしまい、どうやら小麦アレルギーのようです。

もっと早くから小麦をあげていれば、娘は小麦アレルギーにはならなかったのかな、と後悔しています。

アレルゲン食材をあげ始めるタイミングって本当に難しいですね。

SOLANIN様

先日の投稿について、前書きもなく自分の述べたいことのみを連ねてしまったこと、大変失礼しました。申し訳ありません。

医学研究には色々な立場があり、こういった説もある、という一例を述べたまでです。

私も最強母乳外来のおかげで今無事母乳育児を終えつつある1人の母です。

ブログがかつて以上、賑わい、コミュニケーションや建設的な議論が交わされる場所に戻る日を心より願っています。

ブログの建て直しはとても大変な作業で、ご心労もはかり知れません。

お節介かとは思いますが、これからの日本の母乳育児の未来のためにもどうかご自愛いただき、あと200年くらいはブログを続けて下さいますようお願いいたします!

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