赤ちゃんがお母さんを選ぶというお話
不思議系のお話なので、苦手な方はスル―してくださいね。
SOLANINの勤務先の母乳外来で、赤ちゃんのお母さんから聞かせて貰ったお話です。
1人目のお子さん(男の子)が生まれて、6年目で2人目のお子さん(男の子)を出産されたKさんの体験談です。
丁度下校時間帯で、中学生がワラワラと大勢歩いてくるのに出くわした時、何に前触れもなく、いきなり「お母さんはいつも僕のことを産んだって言うけどね、僕がお母さんを選んで生まれてきたんだよ。」と、喋り出したそうです。
Kさんは軽い気持ちで「あぁ、そうなの?ふ~ん。でもどうやって選ぶのかな?」と、聞いてみたそうです。
そうしたら、お兄ちゃんが「僕はいつも飛んでいたんだよ。誰の子どもになるか、(お母さんになる人を選ぶために)探していたんだ。」と、答えました。
Kさんは「いつ頃の話?その時お母さんは何していたの?」と重ねて尋ねたそうです。
おにいちゃんは「お母さんがああいう服(と、制服姿の女子中学生を指差しながら)を着て、お友達と歩いていた時、見つけてお母さんの子になるって決めたんだ。」と断言したそうです。
続いて、「でもね、お母さんって何度も呼んだのに、お友達とばかり喋っていて、僕のことは分からないみたいだった。」と言ったそうです。
Kさんは「どうしてお母さんの子になるって決めたのかな?」と聞いたら、お兄ちゃんは「だって一番可愛かったから。」とぼそっと言ったそうです。
このお話は、お兄ちゃんが3歳の頃、何度も聞かされたお話で、その頃は、「ヘンなことを言う子だな。どういうつもりなのか?」と聞き流していたそうです。
時は流れ、2人目の赤ちゃんを出産した後、お兄ちゃんはこう言ったそうです。
「お母さんはお父さんと仲良くなかったでしょう?あれ、困ったんだよ。○○(←赤ちゃんの名前)ちゃんが生まれられなくなったらどうしようって心配だった。」とも言ったそうです。
Kさんは、1人目出産後2人目を授かるまでに流産したり、旦那さんとは不仲になる一方だったので、《いっそ離婚した方がいいのでは?》としゅっちゅう考えていたそうです。
2人目を授かった時は、「産みたいが産んでもいいものか?」と悩んでいたそうです。
実際には2人目を授かってから旦那さんが気遣ってくれるようになり、家庭内が上手く回るようになったそうです。
旦那さんと言い争いになる度に、お兄ちゃんが、泣いたり、おどけたり、悪さをしたり、吐いたり、熱を出したり下のは、両親を別れさせないようにするための「作戦だった。」と打ち明けられたそうです。
子どもの方が一枚《うわて》なのでしょうか?
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