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2013年4月 3日 (水)

お米でもアレルギーになることがあります。

日本人の主食はお米ですが、最近はお米でもアレルギーの出る赤ちゃんがおられます。
西日本新聞の2月9日の記事にもお米アレルギーに関する実例が掲載されている旨、読者さん(☆JIJI☆さん)から報告を受けました。
(西日本新聞を購読しておられる方は記事を読んであられるでしょうから、既にご存知かもしれませんが。
非常に興味深いので以下、当方にご連絡くださったことを転記いたします。(ほぼ原文ママ)

あるお母さんの息子さんが生後3ヶ月の時に、ほお、頭、耳の後ろ、ひじやひざの関節の裏など、肌が真っ赤になり、じくじくとした汁が流れ出すアトピーのような症状が出たそうです。

独身時代から旬の野菜を食べたり、料理も手作りしたり、母乳は血液からできることを考えて肉や脂ものは避け、猛烈にお腹がすく授乳期の間食もお菓子でなく、有機米のおにぎりを食べるなどして食事には人一倍気を使っていたそうです。

乳腺炎を診てもらった助産師から小児科を紹介されましたが、予約は1ヶ月待ちだったそうです。
電話口で症状を聞いた看護師さんが、「お母さんは米飯と麦を止め、かぼちゃ、いもを主食にし、油を控えてください。」と助言されたそうで、実行するとその日から症状は改善したそうです。
いざ受診すると、原因は、毎食食べているお米だったそうです。
お母さんは、卵や牛乳、植物油はアレルギーの原因になりやすいからと、せっせと米を食べていたそうです。
しかし、その米をよく噛まずに食べていたことでアミノ酸まで分解されず、それが体調を崩した状態になると腸から分子量の大きなポリペプチドとして吸収されてしまう。
それが血液を通して母乳となり、それを飲んだまだ未熟な赤ちゃんの腸管をそのまま通り、皮膚から排出される時に強烈な痒みとなりアトピー症状が出る。

というものでした。

この記事を読んでびっくりしたのはお米でもたんぱく質が約6%含まれていて、きちんと分解されないとアレルゲンになるということです。
子育て中で時間がないからといって噛まずに食べるとこんな落とし穴があるんだってことは知られていないのではないでしょうか?
もちろんすべてのお母さんがあてはまる話ではないのですが、これは母乳のお母さんが知ってて損ではないですよね?

「アレルギー予防とお食事」ということで連作の記事を書いたことがありますが、早食いは良くないと書いていたこと、憶えていらっしゃる読者さんはおられますでしょうか?
お米がダメで粟や稗や黍を食べなくてはならない赤ちゃんもいらっしゃいます。
大変そうです。
気をつけましょうね。

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☆食物アレルギー関係」カテゴリの記事

コメント

うちの子がまさに米アレルギーでした。妊娠中からせっせと玄米を食べていました。産後もですがやはりかまなかったのが原因かもしれません。

毎回愛読させていただいています。

私自身が幼少期、お米アレルギーでした。(卵、乳、小麦、大豆もですが。)
記事にあるように、あわ、ひえ、きびが主食でした。母乳をあげていた母も同様で大変だったようです。

現在、10ヶ月の娘がいます。親がアレルギーなら遺伝しやすいと書いていたので心配していましたが、妊娠中に食事に気をつけていたのが功を奏したのか、今のところアレルギーはなさそうです。

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