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2013年4月30日 (火)

理解し難い!便秘症の赤ちゃんへの処方について。

赤ちゃんにどのようなお薬を処方するかは診察されたドクターが決められることです。

また、これから書くことは、私の勤務先ではない某開業小児科での処方ですから、もちろん私はその場に立ち会ったわけでもありません。

他院勤務の一助産師が或るドクターの処方に付いて異議を唱える場はありませんし、そんな権利はないことは承知しています。

しかし、どう考えても「これって変ぢゃないか?」という処方を知ったので、ちょっと聞いてくださいね。
昔SOLANINの勤務先の母乳外来に受診される便秘症の赤ちゃんへの処方です。

お薬手帳を見せてもらったので間違いありません。

肛門刺激等の処置をしてもうんちが出なくて苦しそうだったら「頓服」を内服させなさいと言われ処方されたお薬がなんと、『セフゾン®ドライシロップ』だったのです。(驚)

医療関係者だったら、このお薬が何であるかご存知かと思います。
知らない方のために簡単に説明しますと、これって、抗生物質なんです。

ドライシロップというのは錠剤やカプセルが内服出来ない乳幼児に対し、服用し易いように細粒の形になっており、ちょっと甘くなっているものです。

抗生物質は細菌感染の場合に処方されます。
(ドクターによってはウィルス性の風邪ではないかという場合でも二次感染の予防とかで処方されることがありますが・・・)

そこまでは百歩譲りましょう。(耐性菌の出現を考えたら、ホントは譲りたくないですが。)

でも、便秘症の解消に抗生物質って、どうなんでしょう?
いいんでしょうか?

抗生物質を服用すると程度の差はあれ、腸が荒れますから、下痢っぽくなります。
その作用を期待して処方してるってことですよね、多分。
そりゃあ、うんちはユルくなって出るでしょうよ。
けれども、そんなやり方って・・・

抗生物質を安易に処方⇒内服することは耐性菌を産み出す原動力?になりかねません。

赤ちゃんにホントに抗生物質が必要とされる時、効きが悪くなったらどうします?

困ったことに、このお母さんは単純に「(この便秘症の頓服)良く効くんですよね。」と喜んでいらっしゃるし、「○○医院はお薬たくさんくれるし、ドクターが優しいから、ウチの近所で良かったな~って思うんです。」とニコニコ顔です。

私としてもいかんともし難く、「これは抗生物質だから、うんちが出ない時に使う薬ではないのですよ。ホントに記憶違いとかではないのですね?次回受診の際、念のためドクターに確認してみてくださいね。」と申し伝えましたが、コトの内容を正しく理解して居られないような気がします。(あまり人の話を聞かないタイプのお母さんではありました。)

このお母さんには何故かそれ以降、お出会いしていないので、『セフゾン®ドライシロップ』を「頓服」で内服した赤ちゃんがどうなったのか謎のままです。(汗)

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