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2013年4月30日 (火)

言い聞かせしたけれど、効果が無かった?

お母さんの気持として赤ちゃんに対し、「今すぐ○○してほしい!」とか、「絶対に●●しないでね!」的なことがある場合、言い聞かせのアプローチをするのは、意思の疎通を図ることになりますから良いことだと思います。

しかし、性格的にイラチ(?)のお母さんの場合なのかなぁ、卒乳をお願いする際に、「1週間くらい、毎日2~3回ずつ心を込めて説明したのに、ウチの子は号泣した。言い聞かせなんて全然効果無かったよ。」と仰っているのを小耳に挟みました。
ううむ。
それは言い聞かせとして明らかに期間が短過ぎですな。
お子さんへのメンタル面での配慮が足りないというか、拙速というか。(汗)
別記事でも申しておりますが、1歳代のお子さんに言い聞かせ卒乳をする場合、一般的には1日数回以上で1ヶ月は掛けてするものです。

余談ですが、1歳前の赤ちゃんで、言い聞かせ卒乳を試みるのが可能だとしたら、稀ですが離乳食がどんどん進み、おっぱいの回数が自然に減ってきている場合(2~3回迄/日)であれば可能でしょう。
逆に、栄養の主体がおっぱいの場合(ちょこちょこ飲みも入れたら8回以上/日)であれば、言い聞かせとはいえ、卒乳というのはそもそも殺生な話です。

また、お子さんのキャラ的な問題ですが、普段から視線の合い難いとか、拘りが強過ぎる場合、お母さんの言葉を理解し、何かを言い聞かせるには、もっと時間をかけてじっくり取り組むこと(≒呪文を唱えること)が必要です。

そういうことを踏まえた上で、言い聞かせのアプローチをするのであれば、「効果が無い!」ってことは無いのでは?と思います。

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