« 保育園で胃腸風邪をもらってしまった! | トップページ | 黄色いうんちに白い粒々って大丈夫なの? »

2013年4月24日 (水)

乳頭亀裂の原因と対策。

生来の皮膚の強さや乳頭形態も関与しているのでしょうが、妊娠中から乳頭・乳輪のマッサージをして、柔らかく、開通を良くしておくと、産科入院中に出来易い乳頭亀裂は起こりにくいものです。

また、その一方、早期皮膚接触中に浅めの添い乳を長時間してしまうと、一発で乳頭亀裂が起こることさえあります。
最初から溢れるほどおっぱいの出るお母さんはおられませんから、せいぜい片方につき、3~5分間程度の吸啜にとどめ、左右交互に切り替えながら赤ちゃんのおっぱいをあげてください。

乳頭亀裂には大きく分けて2つのパターンがあります。
ひとつめは、乳頭頂が切れてしまう場合です。
乳頭頂とは、乳頭の先っちょというか、てっぺんのことです。
これは、ポジショニングつまり抱っこの仕方が同じで、含ませる時の乳頭に圧がかかる部位が一定であるために起こります。
赤ちゃんの口唇の中央部分に一番大きなチカラがかかるのはもうご存知ですよね。
なので、色々な方向から赤ちゃんに吸わせればある程度予防出来ます。

ふたつめは、乳頸部の付け根が切れてしまう場合です。
これは、赤ちゃんの吸啜が浅いために起こります。
例えば経産婦さんでは、クッションを使わずに赤ちゃんがぶら下がるようにして吸いついた時、初産婦さんなら、深い吸着が分らないままになんとなく自己流で吸いついた時、乳頸部付け根の皮膚に過剰な負担がかかるために起こります。
基本に忠実に深い吸着をさせることが大切ですね。

乳房が緊満したら、毎回おっぱいの前に先搾りして、赤ちゃんが咥えやすくなるように準備することも必要ですね。

« 保育園で胃腸風邪をもらってしまった! | トップページ | 黄色いうんちに白い粒々って大丈夫なの? »

☆乳頭・乳輪トラブルと対処」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

カテゴリー

2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

アクセスカウンター

  • アクセスカウンター
    現在の閲覧者数: