ドクターから除去食を勧められたお母さんの心意気。
赤ちゃんに食物アレルギーがあることが発覚すると、アレルギーの程度やドクターの治療方針にもよるのでしょうが、母乳育児中のお母さんであれば、「除去食」を勧められることがあります。
「除去食」を続けることは、精神的な負担が大きいのだと思いますし、事実多くのお母さんはとても忍耐強いので、私はいつも感服しています。
先日お出会いしたお母さんは、お子さんに離乳食を始めようとした矢先、卵と牛乳の食物アレルギーがあるために、ドクターから「除去食」を勧められたそうです。
私が、「それは大変ですねぇ~。」と、水を向けると、意外なことに、
「いや、それがそうでもないんですよ。あまり苦にならないと言うか。自分で色々考えたのですが、上の子の時を含め、ミルクは1回も飲ませたことが無いのです。こんな離乳食が始まるようになってから、ミルク道具揃えて、果たしてミルクをすんなり飲んでくれるかどうかも分からないし、今更ながら毎回調乳・洗浄・消毒することや、外出時に荷物が増えることや、ゴミが増えることを考えたら、私の価値観の中ではそちらの方が、大変そうだなぁ~という結論に達したのです。」
「どっちにせよ、離乳食は作ることになるし、おっぱいだったらいつでもポロっと出したら直ぐに飲ませられるから、そっちの方が私にはラクなのです。」
「除去食も一生食べ続けなければならない訳ではないですから。」
「周囲はアレルギー用のミルクに切り替えたら、赤ちゃんの食物アレルギーが早く治ると思い込んでいるけれど、実際、私が「除去食」を食べてから、少しずつ赤ちゃんのお肌が綺麗になっていくし、やっていることが無駄ではないのだと思えば、頑張れると言うか・・・あまり頑張ってないですけど。(笑)」と、仰いました。
つ、強いっ!
いつお会いしてもニコニコしておられ、おっぱいを楽しんでおられる方だという印象はありましたが、ここまでとはっ!天晴れです。
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