これらは一緒くたにしちゃあいけませんぞ!
時々居るんですよねぇ。
乳房トラブルが激烈に痛くて、「こんなに痛いんだったら、おっぱい止めます。このまま断乳マッサージしてもらえませんか?」と口走る人。
月齢?
まちまちですよ。
お母さんのキャラなのでしょうかねぇ。
そんなこと言ったってねぇ。
乳房トラブルの際のマッサージと、断乳する際のマッサージはベクトル違いますからね。
一緒くたになんか出来るものではありませんです。
そりゃあ無理ってモンですわ。
SOLANINはどうして一緒くたには出来ないかを諄々と説明しますよ。
えっ?
「一緒くたにやってもらった人がいるって聞いたことがある。」ですって?
それはどうなんでしょうねぇ?
乳房トラブルの際はそれを治すのが最優先事項でしょう?
乳房トラブル時に、「この際だから断乳がしたい。」と申し出られても、「それは違いますよ!」と諭すのが真っ当な助産師の役目です。
Q.トラブル部位に目を瞑って断乳マッサージしたらどうなりますか?
A.トラブル部位はそのままで、乳腺萎縮していくでしょうね。
痛みはやがて感じなくなったとしても、しこりは長く残るでしょうね。
そんな止め方して良いとは到底思えないです。
そんな大事なことを端折っちゃダメですよ。
多分そういう助産師は、そんなことをしたらこの後どうなるかというインフォームドコンセントなんかしちゃあいないでしょうなぁ。
こういうことを請け負うのは極稀なケースだとは思いますが、乳房ケアに力を入れています的な母乳外来や助産院でそういう外道なことをしているトコロがあると聞き、黙っていられなくなり記事にした次第です。
読者のみなさんもくれぐれもご注意くださいね。
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