離乳食に油脂類を使用するのは、控えめにしてね。
知ってる人は知ってることではありますが、(特に離乳食開始早期からの)油脂類の摂取はアレルギー反応を引き起こし易くなる作用があります。
何故かというと、赤ちゃんは消化機能が未熟だからだと言われています。
『授乳離乳の基本ガイド』には離乳期に摂取する油脂量は記載されていませんが、以前の『離乳の基本』には、事細かに記載してありました。
油脂類が不足しては心配だというのであれば、大豆や肉・魚を食べさせていけば充分補給できます。
わざわざ、調理に油脂類を使用するのは、早くても10ヶ月を過ぎてからで結構です。
それも毎日ではなく、週に1回程度、ごく少量(1g/日)、植物性のものでお願いします。
ただ、どう考えても、家庭では1g/日なんて、計量困難だと思います。
油脂類摂取の大きな目当てはカロリーです。
しかし、油脂類は上記のように他の食品に含まれますし、そこから摂取出来なくはないですから、極論ですが無けりゃ無いでいいのでは?と私は思います。
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