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2013年4月 2日 (火)

おなかの赤ちゃんがお母さんの歯のカルシウムを取る?(改訂版)

妊娠中、おなかの赤ちゃんに歯のカルシウムを取られるって話、何処かで聞いたことありませんか?

おばあちゃん世代では「通説」らしいですが、それは違いますよ。

中には医療関係者なのに、このような「通説」を真顔で患者さんにお話している人がいるようで、聞いていてこちらが恥かしくなったり、仰天することがあります。
(さすがに歯科関係者で、そんなことを言っている人には遭遇しませんが。)

妊娠中どうして歯が悪くなり易いのかは、過去記事でも説明した通りですが、憶えていらっしゃいますかな?

「妊娠したら女性ホルモンの分泌が高まること」

「歯周病菌は女性ホルモンが大好きなこと」

「歯周病菌が増えるため、歯茎が腫れたリ、出血し易くなること」

「唾液の分泌が減ると、口腔内の自浄作用が低下すること」

「悪阻の影響で嘔吐反射が亢進すること」

「悪阻の影響で歯磨きがなおざりになりがちなこと」

「悪阻の影響でちょこちょこ喰いになりがちなこと」

「脱灰してから再石灰化するのに、妊娠前よりも時間がかかること」

「お口の中に食べ物のカスが溜まった状態になりがちなので、虫歯になり易く、進行し易いこと」等々、系統立てて記事化しているので、記事を読み込んでいらっしゃる方は憶えていらっしゃいますよね?


おなかの赤ちゃんは、間違ってもお母さんの歯のカルシウムを溶かして自分の骨や歯のために使ったりしませんよ。
そんなこと、しませんって。
おなかの赤ちゃんを悪者に仕立て上げないでください。

現在妊娠中の方にお願いします。
正しい知識を身に付けてください。
くれぐれもおなかの赤ちゃんに、ズブズブの濡れ衣を着せないでくださいね。

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