これが乳栓!(乳カスではないよ)
おっぱいを飲ませても、ある一部分にしこりが出来て、全然取れない。
飲ませていても、ピリピリ、チクチクするばかりで、ラクにならない。
または、あまりにも痛くて飲ませられない。
乳頭には傷はない。
白い点(俗に白斑。いわゆる乳口炎とも違う。)は見当たらない。
または、最初は見当たらなかったけど、しばらくして、白い点が浮き出てくる。
・・・それは乳栓でしょう。
必死に飲ませていたり、堪えきれずに乳房マッサージを受けに行って、少し触ってもらったら、あら、不思議!
『ぷしゅ~』っとおっぱいが噴出します。
数十秒飛び続けることもあります。
まるで、水芸のようです。
でもって、しこりがウソのようになくなります。
乳房触ってもふわふわ。
赤ちゃんに吸わせても痛くない。
乳房マッサージを受けている時に『ぷしゅ~』っとなると、お母さんにしてみたら、担当助産師に後光が射してくるとさえ言われます。
クレヨンしんちゃんならば、そこで「でめたし、でめたし!」なんですが、乳栓飛ばした後、そのままにしておくと、やがて乳口炎に移行することがあります。
《個人的には、乳栓飛ばした後も、乳口炎と同じケアをしたほうがいいと思います。》
そこまでいかなくても、乳栓ができるには理由があるのですから、食事指導を忘れないようにしないとそのお母さんは繰り返しやすいというおそれがあります。
どうすればいいのか、担当助産師は説明をしてください。
もし、担当助産師がとても無口な人だったら、お母さんの方から「これから先、どんなことに気をつけたらいいですか?」と、聞いてください。
よろしくお願いします。
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コメント
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わたしも、ある時、乳栓ができていました。添え乳でラクしていたら、うまくラッチオンできていなかったようで、片方だけ、パンっパンでした。
冷やしても、ダメだし、子どもも飲まない。痛みはないのだけれど。。
もう一度、乳頭をみたら、ワインのコルクのような?…に見えました(^-^;
栓があるではありませんか。そっとタオルで、拭いたら、
ぽんっ!と栓がとれ、
ぷしゅー!!
本当に、水芸のように、数十秒出続けました。膝に寝てた赤ちゃんパイまみれ。。。
その後は特にトラブルもなくきています。
またならないように気をつけます
投稿: めぐっぺ | 2013年4月21日 (日) 23時38分