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2013年4月20日 (土)

手強い乳口炎との戦い方は?

乳管開口部(以下乳口とします。)に炎症が起きたものを乳口炎(にゅうこうえん)といいます。
これは授乳間隔が長く空き(大体4~5時間以上が1回でもあると、なる確率は高くなります。)
授乳間隔が空くと、乳房がパンパンに張ってきます。
そんな時、先搾りをせずに赤ちゃんにおっぱいを吸わせると、浅い吸い付きになってしまいます。
おっぱいのカスだと思っている方もおられますが、そうではありません。

乳房がパンパンの時の浅い吸い付きは乳口に大きな負担をかけます。
赤ちゃんが吸っているうちに、水疱ができます。
(水疱のあるうちは、その乳管は塞がります。なので、吸わせても痛いし、ラクになりません。)
やがて、水疱は破裂します。
(この段階で乳管は開通するので吸わせているとみるみるうちに、ラクになります。)
「あ~よかった。助かった。」と思ってしまいます。

そこが落とし穴!

水疱が破裂した後の乳口はとてもデリケートです。
傷があるのと同様に考えることが必要です。
速やかにケアをスタートするべきですが、放置すると、感染しやすくなります。
水疱が破裂した乳口はそうでない乳口より詰まりやすくなります。
その乳口に繋がる乳腺組織の部分にしこりができやすくなります。
完全閉塞状態に陥ると、ピリピリ、チクチクといやな痛みが持続します。

この厄介な乳口炎を出来るだけ早く治し、再発させないためにはどうしたらいいのでしょうか?
一つ目は食事です。最近は乳製品の過剰摂取が目立ちます。
二つ目は授乳間隔が空いてしまったら、必ず、先搾りして、乳輪まで柔かくしてから赤ちゃんに飲ませます。
三つ目は口内炎治療薬(デスパコーワなど)をおっぱいの後毎回患部に塗布してラップ療法をします。短くとも1週間は必要です。

助産師によっては注射針で突く方もおられますが、後のケアをしないと2~3日でぶり返し、再発しやすくなるから、止めた方がいいと思います。
お手軽な処置には落とし穴があるのです!!

稀に自己流で、安全ピンや、ライターで焼いた縫い針、爪楊枝の先で乳口をほじくったりしているヤンキー顔負けのお母さんがおられますが、危険ですから止めてね。

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