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2013年5月 9日 (木)

B型肝炎のお母さんとの出会い。

B型肝炎という病気があります。
体液・血液を介して感染る病気です。
大昔は出産の際、(つまり産道で)お母さんから赤ちゃんに感染ると言われてきました。
でも、出生後グロブリン注射をすれば、(その後の注射の時期は小児科のドクターの指示あり。1か月健診の時など。)赤ちゃんへの感染は避けられます。
もちろん、おっぱいをあげるのに制限はありません。
しかし、先日1人目は某政令指定都市の開業医さんで出産され、2人目をSOLANINの勤務先で出産されたお母さんから、奇妙なことを聞かされました。

1人目の妊婦検診の際、母乳を介して感染するから、絶対に赤ちゃんに母乳を飲ませることはできないと産婦人科のドクターから宣告されたとのこと。なので、最初からミルク育児だったそうです。
ちなみに1人目さんは現在3歳代で、大昔ではありません。
SOLANINの勤務先で出産しようと思ったのは、実家があるので産前産後に上の子をみてもらうためだったからだそうです。
母乳育児を推進する病院であることはご存知でしたが、自分には縁のない話だと思っていたそうです。

里帰りで妊婦検診を受けた時、外来の看護師から「妊娠中からのおっぱいケアはしてますか?」と尋ねられ、「いいえ。」と答えたことから、会話が進み、真実が発覚したのです。
「十分母乳育児はできますよ。」と、SOLANINの勤務先の産婦人科ドクターに説明を受けてとても嬉しい気持ちになった反面、1人目の子の時泣く泣く断乳し、初乳すらあげられなかった過去を思い出し、「あれは何だったのか。」という、やるせない想いをしたと言っておられました。

産婦人科ドクターには、妊娠中のおなかの赤ちゃんや生まれて直ぐの赤ちゃんについて気をつけることがあれば、予め正しい知識を提供してほしいですよね。

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